医薬組成物
专利摘要:
本発明は、架橋したポリアミン粒子および/または、少なくとも部分的に、架橋したポリアミン粒子およびそのような粒子の集合体(架橋したポリアミン粒子の硬化集合体を含む)から成る薬学的成分に関する。当該の薬学的成分は、例えば、500 μm を超える粒径の粒子から成る錠剤の形態であって、例えば、高リン酸塩血症に罹患した患者を治療するために用いることができる。 a 公开号:JP2011506448A 申请号:JP2010537975 申请日:2008-12-12 公开日:2011-03-03 发明作者:サラメフ アドナン;ランダルル;ホルメス‐フアルレイ ステプヘン;シー.ポロモスカニク ステベン;ジェイ.ハルリス ダビド;ケー.ドハル プラデエプ;シュトトス ブルセ;シルバ リチャルド;ソレ ルインネ 申请人:ゲンズイメ コーポレーション; IPC主号:A61K31-785
专利说明:
[0001] 関連出願に対する関連資料 本出願では、2008年12月14日に出願された米国仮出願番号61/006,019号の利益が主張され、その全体で参照してここに組み込まれる。] [0002] 発明の分野 本発明は、医薬上許容しうる組成物、および高分子または標的イオンを結合するためのそれらの残基に関し、さらに詳細には、標的イオンに結合するための高分子粒子に関する。] 背景技術 [0003] 高リン酸血症は、末期腎疾患(ESRD)、副甲状腺機能亢進症、およびある種の他の医学上の症状のような不適切な腎機能に関連した疾患を頻繁に併発する。特に長期間にわたって存在する場合、その症状は、カルシウムおよびリン酸代謝における重篤な異常に至り、関節、肺および眼における常軌を逸した石灰化により顕在化される可能性がある。] [0004] 血清中リン酸を減少させる治療努力としては、透析、食物リン酸における減少、および胃腸吸収を減少させるリン酸結合剤の経口投与が挙げられる。多くのこのような治療は、多様な歓迎されない副作用を有し、および/または効力ならびに効率を含めて最適より低いリン酸結合特性を有する。従って、優れたリン酸結合特性および優れた副作用プロファイルを伴う組成物および治療法の必要性がある。] [0005] 定義 以下の定義が、特記されない限りここで使用される。] [0006] 凝集粒子:凝集粒子は、固有の構成粒子から構成されるか、形成されるか、または含む粒子である。] [0007] d10:粒子の10体積%が、それより小さな粒子サイズを有する粒子の分布内の粒子サイズ。] [0008] d50:粒子の50体積%が、それより大きい粒子サイズを有し、粒子の50体積%が、それより小さな粒子サイズを有する粒子の分布内の粒子サイズ。] [0009] d90:粒子の90体積%が、それより小さな粒子サイズを有する粒子の分布内の粒子サイズ。] [0010] 架橋ポリアミド粒子:少なくとも1つの架橋ポリアミンを含む粒子、例えば、架橋ポリアミンの重量で大きな部分を含む粒子であり、大きな部分は、少なくとも50重量%、60重量%、70重量%、80重量%、90重量%、95重量%、98重量%または99重量%ならびに100重量%である。] [0011] 架橋ポリアリルアミン粒子:7−12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含む粒子、例えば、架橋ポリアミンの少なくとも重量で大きな部分含む粒子であり、大きな部分は、少なくとも50重量%、60重量%、70重量%、80重量%、90重量%、95重量%、98重量%または99重量%ならびに100重量%である。] [0012] 発明の簡潔な要旨 1実施態様では、本発明は、少なくとも一部の架橋ポリアミン粒子を含む架橋ポリアミン粒子および/または医薬組成物に関する。組成物は、1つまたはそれ以上の架橋ポリアミンを含んでもよい。本発明のいくつかの実施形態は、以下のとおりさらに詳細に記述される。一般に、これらの実施形態の各々は、特にここに規定されない限り他の態様および実施形態と共に種々および特定の組み合わせで使用できる。] [0013] ここに記述されるとおり本発明の架橋ポリアミン粒子に加えて、他の形態の架橋ポリアミン粒子は、架橋ポリアミン粒子の医薬上許容しうる塩、溶媒和物、水和物、プロドラッグ、多形体、包接体および同位異性体およびその混合物を含めた本発明の範囲内にある。] [0014] さらに、本発明の架橋ポリアミン粒子は、光学中心またはキラル中心を有する可能性があり、本発明の架橋ポリアミン粒子には、光学的に純粋な形態、ラセミ体、ジアステレオマー、エナンチオマー、互変異性体および/またはその混合物を含めたこれらの架橋ポリアミン粒子の異性体形態のすべてが含まれる。] [0015] いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、架橋ポリアミン粒子の90体積%超が、250μmと4mmとの間の粒子サイズを有するように粒子サイズ分布を有し得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、架橋ポリアミン粒子の5体積%超が、500μm超の粒子サイズを有するように粒子サイズ分布を有し得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、架橋ポリアミン粒子の0以上〜20体積%が、300μm未満の粒子サイズを有するように粒子サイズ分布を有する。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、d10値が、250μmと750μmとの間であり、かつ/あるいはd90値が、900μmと1600μmとの間であるように粒子サイズ分布を有し得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、450μmと1100μmとの間であるd50を有し得る。] [0016] いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が、−5/+60であるメッシュサイズを有する。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の5重量%超が、+35であるメッシュサイズを有する。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の0以上〜20重量%が、−50であるメッシュサイズを有する。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の40重量%と60重量%との間が、−16/+40であるメッシュサイズを有する。] [0017] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、または有効量の架橋ポリアミン粒子、あるいは架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって、動物の胃腸管からリン含有化合物またはリン含有イオン(たとえは、ホスフェート)のような化合物あるいはイオンを除去する方法より基本的になるか、またはそれらを含み、架橋ポリアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミン粒子が、例えば架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%超が、500μmと2mmとの間のような500μm超の粒子サイズを有するような粒子分布のように、ここに記述される1つまたはそれ以上の粒子サイズ特徴を有する架橋ポリアリルアミン粒子を含むものである。] [0018] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、または有効量の架橋ポリアミン粒子、あるいは架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって、動物の胃腸管からリン含有化合物またはリン含有イオン(たとえは、ホスフェート)のような化合物あるいはイオンを除去する方法より基本的になるか、またはそれらを含み、架橋ポリアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミン粒子が180超の濃淡中央値を有するものである。] [0019] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、または有効量の架橋ポリアミン粒子、あるいは架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって、動物の胃腸管からリン含有化合物またはリン含有イオン(たとえは、ホスフェート)のような化合物あるいはイオンを除去する方法より基本的になるか、またはそれらを含み、架橋ポリアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含む2またはそれ以上の構成要素粒子を含むものである。] [0020] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、または有効量の架橋ポリアミン粒子、あるいは架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって、動物の胃腸管からリン含有化合物またはリン含有イオン(たとえは、ホスフェート)のような化合物あるいはイオンを除去する方法より基本的になるか、またはそれらを含み、架橋ポリアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミンが7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミン粒子が、7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含む2つ以上の構成要素粒子を凝集させることによって形成されるものである。] [0021] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、または有効量の架橋ポリアミン粒子、あるいは架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって、動物の胃腸管からリン含有化合物またはリン含有イオン(たとえは、ホスフェート)のような化合物あるいはイオンを除去する方法より基本的になるか、またはそれらを含み、架橋ポリアミン粒子が7〜12重量%エピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンを含み、架橋ポリアリルアミン粒子が、60分で1.2ミリモル/g超のインビトロ競合リン酸結合効力を有するものである。] [0022] 幾つかの実施態様においては、本発明による架橋されたポリアミン粒子は、以下の特徴: a)前記の架橋されたポリアミン粒子の75体積%以上が、250μmから4mmのサイズを持つような粒度分布と; b)前記の架橋されたポリアミン粒子の5体積%から100体積%が、500μm以上の粒径をもつ粒度分布と; c)前記の架橋されたポリアミン粒子の20体積%以下が、300μm未満の粒径を持つような粒度分布と; d)前記の架橋されたポリアミン粒子が、250μmと750μmの間であるd10値を持つような粒度分布と; e)前記の架橋されたポリアミン粒子が、900μmと1600μmの間であるd90値を持つような粒度分布と; f)前記の架橋されたポリアミン粒子が、450μmと1100μmの間であるd50値を持つような粒度分布と; g)前記の架橋されたポリアミン粒子の75重量%から100重量%が、−5/+60であるメッシュサイズを持ち; h)前記の架橋されたポリアミン粒子の5重量%から100重量%が、+35であるメッシュサイズを持ち; i)前記の架橋されたポリアミン粒子の20重量%以下が、−50であるメッシュサイズを持ち; j)前記の架橋されたポリアミン粒子の40重量%から60重量%が、−16/+40であるメッシュサイズを持ち; k)180以上の平均濃淡値と; l)2つ以上の構成粒子を備え;および/あるいは m)60分における競合性リン酸塩結合能力が、1.2以上である特徴の1つ以上の組み合わせを持っていてもよい。] [0023] 幾つかの実施態様においては、ここで記載される前記の架橋されたポリアミン粒子は、架橋されたポリアミンポリマーの成分粒子の凝集体を備えていてもよい。幾つかの実施態様においては、前記の成分粒子は、前記の成分粒子の70%以上が、50μmと850μmの間の粒径を持つような粒度分布を持っていてもよい。幾つかの実施態様においては、前記の成分粒子は、前記の成分粒子が、約20μmと約100μmの間であるd10値および/あるいは約150μmと約450μmの間であるd90値を持つような粒度分布を持っていてもよい。幾つかの実施態様においては、前記の成分粒子は、約50μmと約200μmの間であるd50値を持っていてもよい。幾つかの実施態様においては、前記の成分粒子は、約2から約10000の成分粒子の集合体を備えている。] [0024] 幾つかの実施態様においては、本発明は、人間を含めた動物の治療方法を提供する。一般的に、前記の方法は、架橋されたポリアミン粒子の有効量の投与あるいは、ここに記述されているように、同じものを動物に具備させる組成物(例えば、医薬組成物)を含んでいる。] [0025] 幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、生理的に有用な時間に亘り、0.4ミリモル/g以上の体外での競合性リン酸塩結合能力を持っている。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、60分で、0.5ミリモル/g以上の体外での競合性リン酸塩結合能力を持っている。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、20分で、1.4ミリモル/g未満の体外での競合性リン酸塩結合能力を持っている。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、300分での前記のポリマーの体外での非競合性リン酸塩結合能力の20%より大きな60分での体外での競合性結合能力を持っている。] [0026] 幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、酸安定性であり、あるいはより一層の酸安定性を示す。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子の酸安定性は、前記の粒子を高められた温度に暴露することによって前記の粒子を架橋することにより、高められる。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子の酸安定性は、延長された時間の間高められた温度で、前記の架橋されたポリアミン粒子を保持することなどにより、前記の架橋されたポリアミン粒子を架橋することにより、改善してもよい。幾つかの実施態様においては、硬化されていない酸で架橋されたポリアミン粒子の1.2倍より大きい硬化された酸処理架橋されたポリアミン粒子に対する粒径によって、酸安定性を示してもよく、あるいは、酸安定性は、それを備えていてもよい。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子の酸安定性は、非酸処理粒子に対して、酸処理粒子の競合性リン酸塩結合の60%以上の保持率によって、示してもよくあるいはそれを備えていてもよい。] [0027] 本発明の他の態様は、本発明の架橋されたポリアミン粒子および少なくとも1つの医薬的に受け入れられる賦形剤を備えた医薬組成物である。幾つかの実施態様においては、前記の組成物は、前記の架橋されたポリアミン粒子が、水および適当な賦形剤などの液体媒体中に分散されている液体製剤である。幾つかの実施態様においては、本発明は、標的化合物あるいはイオンに結合するための架橋されたポリアミン粒子と1つ以上の適当な医薬賦形剤を備えた医薬組成物を提供し、そこでは、前記の組成物は、錠剤、袋、スラリー、食品製剤、トローチ、カプセル、エリキシル剤、懸濁液、シロップ、ウエハー、チューインガムあるいは薬用キャンデーの形態である。幾つかの実施態様においては、前記の組成物は、蔗糖、マニトール、キシリトール、マルトデキストリン、フルクトース、ソルビトールおよびそれらの混合物から選択される医薬賦形剤を含んでいる。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子の標的アニオンは、有機リン酸塩および/あるいはリン酸塩である。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、前記の錠剤の重量の約50%以上である。幾つかの実施態様においては、前記の錠剤は、約12mmから約28mmの直径と約1mmから約8mmの高さとを持った円筒形状であり、また前記の架橋されたポリアミン粒子は、錠剤の全重量の0.6から約2.0gを具備している。] [0028] 本発明の幾つかの組成物においては、前記の賦形剤は、甘味剤、結合剤、潤滑剤および錠剤分解物質からなる群から選択される。幾つかのこれらの実施態様においては、前記の甘味剤は、蔗糖、マニトール、キシリトール、マルトデキストリン、フルクトース、ソルビトールおよびそれらの混合物からなる群から選択される。] [0029] ここで記述される前記の架橋されたポリアミン粒子は、幾つかの治療の応用を持っている。例えば、前記の架橋されたポリアミン粒子は、消化管、例えば、胃、小腸および/あるいは大腸などから、化合物あるいはアニオン、例えば、有機リン酸塩および/あるいはリン酸塩などのリン含有イオンなどのイオンを除去するために有用である。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、リン酸塩アンバランス疾患および腎臓病の治療に使用される。] [0030] さらに他の態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、塩化物、重炭酸塩および/あるいは化合物あるいはイオンを含んだ蓚酸塩などの他の溶質を除去するために有用である。蓚酸塩化合物あるいはイオンを除去する架橋されたポリアミン粒子は、蓚酸塩アンバランス疾患中での用途を見出す。塩化物化合物あるいはイオンを除去した架橋されたポリアミン粒子は、例えば、アシドーシスの治療に用途を見出す。幾つかの実施態様においては、前記の架橋されたポリアミン粒子は、脂肪酸、胆汁酸、クエン酸塩および関連した化合物の除去に有用である。] [0031] 本発明の他の態様は、8〜11重量%を含んだポリアリルアミン架橋ポリアリルアミン粒子を具備する錠剤であり、あるいは1つ以上のここに提示された用途に対して有用なそれらの医薬的に許容される塩を具備する錠剤である。前記の錠剤を溶媒(例えば、リン酸塩緩衝液、あるいは塩酸)中に溶解するさいに、前記の生成した架橋されたポリアリルアミン粒子は、体積重量平均が300μm以上であり、あるいは体積%モードが、300μm以上である粒度分布を持っていてもよい。] [0032] さらに、本発明は、前記の架橋されたポリアミン粒子が、1つ以上の殻の中に包まれた上記の架橋されたポリアミン粒子のいずれかを含む組成物を提供する。] 図面の簡単な説明 [0033] 図1(a)および図1(b)は、リン酸塩緩衝液中に溶解した後の体積%で、生じた粒度分布を示している。] [0034] 図1(c)および図1(d)は、リン酸塩緩衝液中に溶解した後の体積%で、生じた粒度分布を示している。] [0035] 図1(e)および図1(f)は、リン酸塩緩衝液中に溶解した後の体積%で、生じた粒度分布を示している。] [0036] 図1(g)および図1(h)は、リン酸塩緩衝液中に溶解した後の体積%で、生じた粒度分布を示している。] [0037] 図1(i)および図1(j)は、リン酸塩緩衝液中に溶解した後の体積%で、生じた粒度分布を示している。] [0038] 詳細な説明 一態様では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、組成物および架橋ポリアミン粒子の使用方法を提供し、ここで、架橋ポリアミンは、式I、IIのいずれかの繰返し単位で表わされる。さらに、いくつかの実施形態では、複数の異なる繰返し単位、または共重合体もしくは重合体中で繰返すその残基を含む場合もある。そのような重合体は、独立してあるいは繰返し基として、重合体骨格中にまたは側鎖基として含まれてもよい、1種以上の追加の化合物を含んでもよい。] [0039] 他に明記しない限り、本明細書で使用される用語「から誘導される」は、他の物質から化学反応によって製造または得られる、とりわけ反応物質から直接誘導されることを意味するものと理解され、例えば、架橋ポリアミンは、アミン単量体またはアミン重合体と、架橋剤のような連結剤との反応から誘導されてもよく、アミン単量体またはアミン重合体と架橋剤とから誘導された架橋ポリアミンとなる。] [0040] いくつかの実施形態では、本発明の架橋ポリアミン粒子の粒度/粒度分布が、重合体のリン酸塩結合特性のようなイオン結合に、影響を与えることが見出されている。いくつかの実施形態では、本発明の架橋ポリアミン粒子は、同じ重合体であってより小さな粒子と比べた場合、同じような平衡リン酸塩結合特性を有しつつ、生理学的に有意な時間中、競合する有機イオンの存在下で、リン酸塩結合を増強することを示すこともある。] [0041] 架橋ポリアミン粒子の粒径は、試験手順に詳述した手順に従って測定してもよい。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、75体積%以上、例えば、80体積%以上、85体積%以上、90体積%以上、95体積%以上、99体積%以上、または100体積%の架橋ポリアミン粒子が、250μmと4mmとの間の粒径、例えば、275μmと3.5mmとの間の、300μmと3.0mmとの間の、300μmと2.5mmとの間の、300μmと2.0mmとの間の、325μmと2.5mmとの間の、350μmと2.0mmとの間の、375μmと1.75mmとの間の、400μmと1500μmとの間の、425μmと1400μmとの間の、450μmと1300μmとの間の、475μmと1200μmとの間の、500μmと1100μmとの間の、または525μmと1075μmとの間の粒径を有するような粒度分布を有する。] [0042] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、5体積%を超える、10体積%を超える、20体積%を超える、30体積%を超える、40体積%を超える、50体積%を超える、60体積%を超える、70体積%を超える、80体積%を超える、90体積%を超える、または95体積%を超える架橋ポリアミン粒子が、450μmを超える、例えば、500μmを超える、525μmを超える、550μmを超える、575μmを超える、600μmを超える、625μmを超える、650μmを超える、675を超える、700μmを超える、725μmを超える、750μmを超える、または775μmを超える粒径を有するような粒度分布を有する。] [0043] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、5体積%を超える、10体積%を超える、20体積%を超える、30体積%を超える、40体積%を超える、50体積%を超える、60体積%を超える、70体積%を超える、80体積%を超える、90体積%を超える、または95体積%を超える架橋ポリアミン粒子が、500μmと2.0mmとの間の粒径、例えば、525μmと1800μmとの間の、550μmと1600μmとの間の、575μmと1550μmとの間の、600μmと1500μmとの間の、625μmと1475μmとの間の、650μmと1450μmとの間の、675μmと1425μmとの間の、700μmと1400μmとの間の、725μmと1375μmとの間の、750μmと1350μmとの間の、または775μmと1300μmとの間の粒径を有するような粒度分布を有する。] [0044] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、5から100体積%の、10から90体積%の、20から80体積%の、30から70体積%の、40から60体積%の、または50体積%の架橋ポリアミン粒子が、450μmを超える粒径、例えば、500μmを超える、525μmを超える、550μmを超える、575μmを超える、600μmを超える、625μmを超える、650μmを超える、675μmを超える、700μmを超える、725μmを超える、750μmを超える、または775μmを超える粒径を有するような粒度分布を有する。] [0045] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、5から100体積%の、10から90体積%の、20から80体積%の、30から70体積%の、40から60体積%の、または50体積%の架橋ポリアミン粒子が、500μmと2.0mmとの間の粒径、例えば、525μmと1800μmとの間の、550μmと1600μmとの間の、575μmと1550μmとの間の、600μmと1500μmとの間の、625μmと1475μmとの間の、650μmと1450μmとの間の、675μmと1425μmとの間の、700μmと1400μmとの間の、725μmと1375μmとの間の、750μmと1350μmとの間の、または775μmと1300μmとの間の粒径を有するような粒度分布を有する。] [0046] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、0以上20体積%までの、例えば5以上15体積%までの、例えば、5体積%以上、10体積%、15体積%または20体積%の架橋ポリアミン粒子が、約300μm未満の粒径を有するような粒度分布を有する。本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、0以上25体積%までの、例えば5以上20体積%までの、例えば、5体積%以上、10体積%、15体積%、20体積%、または25体積%以下の架橋ポリアミン粒子が、約350μm未満の粒径を有するような粒度分布を有する。本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、0以上35体積%までの、例えば5以上30体積%までの、例えば、10体積%以上、15体積%、20体積%、25体積%、または30体積%以下の架橋ポリアミン粒子が、約400μm未満の粒径を有するような粒度分布を有する。本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、0以上40体積%までの、例えば5以上35体積%までの、例えば、10体積%以上、15体積%、20体積%、25体積%、20体積%、35体積%、または40体積%以下の架橋ポリアミン粒子が、約450μm未満の粒径を有するような粒度分布を有する。] [0047] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、d10が、225μmを超える、例えば、250μmを超える、275μmを超える、300μmを超える、325μmを超える、350μmを超える、375μmを超える、400μmを超える、425μmを超える、450μmを超える、475μmを超える、500μmを超える、525μmを超える、または550μmを超えるような粒度分布を有する。] [0048] 本発明のいくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、d10が、275μmと725μmとの間、300μmと700μmとの間、325μmと675μmとの間、350μmと650μmとの間、375μmと625μmとの間であるような粒度分布を有する。] [0049] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d90が、例えば1600μm未満、1550μm未満、1500μm未満、1475μm未満、1450μm未満、1425μm未満、1400μm未満、1350μm未満、1300μm未満のように、1650μm未満の粒子サイズ分布を持つ。] [0050] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d90が、例えば925μmと1550μmの間、950μmと1525μmの間、975μmと1500μmの間、1000μmと1475μmの間、1025μmと1450μmの間、1050μmと1425μmの間、1075μと1400μmの間、1100μmと1400μmの間、1100μmと1375μmの間、1100μmと1350μmの間、または1100μmと1325μmの間のように、900μmと1600μmの間の粒子サイズ分布を持つ。] [0051] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d10が、例えば250μmより大きい、275μmより大きい、300μmより大きい、325μmより大きい、350μmより大きい、375μmより大きい、400μmより大きい、425μmより大きい、450μmより大きい、475μmより大きい、500μmより大きい、525μmより大きい、550μmより大きいというように、225μmより大きく、d90が、例えば1600μm未満、1550μm未満、1500μm未満、1475μm未満、1450μm未満、1425μm未満、1400μm未満、1350μm未満、1300μm未満のように、1650μm未満である、粒子サイズ分布を持つ。] [0052] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d10が、例えば250μmより大きい、275μmより大きい、300μmより大きい、325μmより大きい、350μmより大きい、375μmより大きい、400μmより大きい、425μmより大きい、450μmより大きい、475μmより大きい、500μmより大きい、525μmより大きい、550μmより大きいというように、225μmより大きく、d90が、例えば925μmと1550μmの間、950μmと1525μmの間、975μmと1500μmの間、1000μmと1475μmの間、1025μmと1450μmの間、1050μmと1425μmの間、1075μと1400μmの間、1100μmと1400μmの間、1100μmと1375μmの間、1100μmと1350μmの間、または1100μmと1325μmの間のように、900μmと1600μmの間である粒子サイズ分布を持つ。] [0053] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d10が、275μmと725μmの間、300μmと700μmの間、325μmと675μmの間、350μmと650μmの間、375μmと625μmの間であり、d90が、例えば1600μm未満、1550μm未満、1500μm未満、1475μm未満、1450μm未満、1425μm未満、1400μm未満、1350μm未満、1300μm未満のように、1650μm未満である、粒子サイズ分布を持つ。] [0054] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、d10が、275μmと725μmの間、300μmと700μmの間、325μmと675μmの間、350μmと650μmの間、375μmと625μmの間であり、d90が、例えば925μmと1550μmの間、950μmと1525μmの間、975μmと1500μmの間、1000μmと1475μmの間、1025μmと1450μmの間、1050μmと1425μmの間、1075μと1400μmの間、1100μmと1400μmの間、1100μmと1375μmの間、1100μmと1350μmの間、または1100μmと1325μmの間のような、900μmと1600μmの間である粒子サイズ分布を持つ。] [0055] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、例えば475μmより大きい、500μmより大きい、525μmより大きい、550μmより大きい、575μmより大きい、600μmより大きい、625μmより大きい、650μmより大きい、675μmより大きい、または700μmより大きいように、450μmより大きい、d50を持つ。] [0056] 本発明のいくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、例えば475μmと1050μmの間、500μmと1025μmの間、525μmと1000μmの間、550μmと975μmの間、575μmと950μmの間、600μmと925μmの間、625μmと900μmの間、650μmと875μmの間、675μと850μmの間、または700μmと825μmの間のように、450μmと1100μmの間のd50を持つ。いくつかの実施様態において、架橋ポリアミン粒子は、675μmと1000μmの間のd50を持つ。] [0057] いくつかの実施様態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、該架橋ポリアミン粒子が、指定されたメッシュ・サイズのふるいによって保持されることを示唆する「+」と、該架橋ポリアミン粒子が、指定されたメッシュ・サイズのふるいを通過することを示唆する「−」のふるいサイズに従って大きさわけされてよい。従って、No.5メッシュ・サイズを通過するが、No.20メッシュ・サイズによって保持される架橋ポリアミン粒子は、−5/+20であると設計される。本明細書で記述したメッシュ・サイズに対するすべての参照は、米国標準(U.S. Standard)およびASTME−11に適合するメッシュ・サイズを引用する。いくつかの実施様態において、例えば80重量%、85重量%、90重量%または95重量%、のような、75重量%〜100重量%の架橋ポリアミン粒子が、−5、−6、−7、−8、−10、12、−14、−16、−18、−20または−25のメッシュ・サイズを持つ。いくつかの実施様態において、例えば55重量%、60重量%、65重量%、70重量%、75重量%、80重量%、85重量%、90重量%、または95重量%のような50重量%〜100重量%の架橋ポリアミン粒子が、例えば6/+60、−7/+60、−8/+60、−10/+60、−12/+60、−14/+60、−16/+50、−18/+50、−20/+50、−25/+45、−25/+40、−25/+35または−25/+30のような、−5/+60であるメッシュ・サイズを持つ。いくつかの実施様態において、40重量%〜60重量%の架橋ポリアミン粒子が、例えば18/+35、−20/+35、−20/+30、または−20/+25のような、−16/+40メッシュのメッシュ・サイズを持つ。] [0058] 本発明のいくつかの実施様態において、例えば10〜90重量%、20〜80重量%、30〜70重量%、40〜60重量%または50重量%のような、5〜100重量%の架橋ポリアミン粒子が、例えば+30、+25、+20、+18、+16または+14メッシュのような、+35メッシュのメッシュ・サイズを持つ。] [0059] 本発明のいくつかの実施様態において、10重量%より多くの、20重量%より多くの、30重量%より多くの、40重量%より多くの、50重量%より多くの、60重量%より多くの、70重量%より多くの、80重量%より多くの、90重量%より多くの、または95重量%より多くの架橋ポリアミン粒子が、例えば+30、+25、+20、+18、+16または+14メッシュのような、+35メッシュのメッシュ・サイズを持つ。] [0060] 本発明のいくつかの実施様態において、例えば5〜15重量%以下のような、例えば10重量%以下のような、0〜20重量%以下の該架橋ポリアミン粒子が、−50のメッシュ・サイズを持つ。本発明のいくつかの実施様態において、例えば5〜20重量%以下のような、例えば10重量%以下、または15重量%以下のような、0〜25重量%以下の該架橋ポリアミン粒子が、−45のメッシュ・サイズを持つ。本発明のいくつかの実施様態において、例えば5〜35重量%以下のような、例えば10重量%、15重量%、20重量%、25重量%以下、または20重量%以下のような、0〜35重量%以下の架橋ポリアミン粒子が、−40のメッシュ・サイズを持つ。本発明のいくつかの実施様態において、例えば5〜30重量%以下のような、例えば10重量%、15重量%、20重量%、25重量%、30重量%、35重量%以下または40重量%以下のような、0〜45重量%以下が、−35のメッシュ・サイズを持つ。] [0061] 幾つかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、最終剤形に製剤される前に本明細書に記載の粒度特性の1つ又はそれ以上を有し得、別の実施形態においては、本発明の架橋ポリアミン粒子は、最終剤形に製剤された場合には本明細書に記載の粒度特性の1つ又はそれ以上を有し得る。幾つかの実施形態において、前記の粒度特性のいずれかは、錠剤化する前に測定し得る。別の実施形態において、前記の粒度特性のいずれかは、錠剤化を行った後に測定し得る。] [0062] 所定の粒度を調節又は達成する任意の適当な方法を使用し得る。例えば、架橋ポリアミン粒子の粒度は、種々の重合プロセスパラメーター、例えば温度、モノマー及び架橋剤濃度、溶媒、モノマーと溶媒の比、pH、注入速度、混合速度を調節することによって、並びに下流プロセス及び処理パラメーターを選択することによって調節し得る。例えば、粒度は、噴霧乾燥機ノズルのオリフィスサイズ及び噴霧乾燥塔の高さ又は乾燥温度によって影響され得る。また、重合後に、架橋ポリアミン粒子は、所定の粒度を得るために、粉砕機又はミルを使用して粉砕するか又は選択的に篩い分けするなどのようにさらに処理し得る。所定の粒度を調節又は達成する任意の適当な方法を使用し得る。具体的な適当な下流処理方法としては、粉砕、湿式又は乾式粉砕、噴霧乾燥、篩い分け、沈降及び噴霧凍結が挙げられるが、これらに限定されない。幾つかの実施形態において、下流処理方法は、湿式粉砕からなる。] [0063] 幾つかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子の大きさおよび/または粒度分布がイオン結合、例えばポリマーのリン酸結合特性に影響を及ぼすことが見出された。幾つかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、同じポリマーのより小さい粒子と比べてより小さい平衡リン酸結合特性を有すると同時に、生理学的に有意な時間全体にわたって競合有機イオンの存在下で高められたリン酸結合を示し得る。] [0064] 従って、幾つかの実施形態において、架橋ポリアミン粒子は、以下の粒度特性の1つ又はそれ以上、例えば前記のように以下の粒度特性の1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つを有するか又はさらに10全部を有し得る: a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの間の大きさを有するような粒度分布; b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒度を有する粒度分布; c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒度を有するような粒度分布; d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmの間にあるd10値を有するような粒度分布; e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmの間にあるd90値を有するような粒度分布; f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmの間にあるd50を有するような粒度分布; g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が、−5/+60である網目サイズを有する; h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が、+35である網目サイズを有する; i)架橋ポリアミン粒子の20重量%未満が、−50である網目サイズを有する;および/または j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が、−16/+40である網目サイズを有する。] [0065] 従って、例として、幾つかの実施形態において、架橋ポリアリルアミンは、a、e及びh(すなわちaeh)のような前記粒度特性の3つを有し得、従って架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの間の大きさを有するような粒度分布と、架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmの間にあるd90値を有するような粒度分布と、架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35である網目サイズとを有する。従って、架橋ポリアミン粒子が前記の特性の1つ又はそれ以上を任意の組み合わせで有し得ることが理解されるべきである。同様に、本明細書の任意の特性が「および/または」を含むリストに示される場合には、これらの特性のそれぞれ及び全ての可能な順列(permutation)が本明細書に具体的に開示され、含まれることが理解されるべきである。] [0066] また、「a)」のような文字によって本明細書において確認される前記特性のそれぞれは、本明細書の種々の詳細な段落で論じたような特性と同じ特性の順列であり得ることが理解されるべきである。例えば、特性「a)」は、架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの間の大きさを有するような粒度分布を指す。しかしながら、この言及が、特性「a)」は、架橋ポリアミン粒子の75体積%以上、例えば80体積%以上、85体積%以上、90体積%以上、95体積%以上、99体積%以上又は100体積%が250μm〜4mmの間の粒度、例えば275μm〜3.5mm、300μm〜3.0mm、300μm〜2.5mm、300μm〜2.0mm、325μm〜2.5mm、350μm〜2.0mm、375μm〜1.75mm、400μm〜1500μm、425μm〜1400μm、450μm〜1300μm、475μm〜1200μm、500μm〜1100μm、又は525μm〜1075μmの間の粒度を有するような粒度分布を有する粒子を指すことを示す前記のこの特性の詳細な論議を包含することが理解されるべきである。本出願明細書において種々の文字で確認される個々の特性のそれぞれは、本出願明細書の他の個所で論議される詳細なこれらの特性の1つ又は複数を指すことが理解されるべきである。] [0067] 幾つかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、特別な光学特性、例えば光学密度を示す。幾つかの実施形態において、架橋ポリアミン粒子は、180よりも大きい平均グレー値、例えば185よりも大きい、190よりも大きい、195よりも大きい、200よりも大きい、205よりも大きい、210よりも大きい、215よりも大きい又は220よりも大きい平均グレー値を有し得る。幾つかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、180〜230の間、例えば185〜225の間、190〜215の間、190〜210の間、195〜205の間又は195〜200の間にある平均グレー値を有する。平均グレー値は、以下の試験方法の欄に記載の方法に従って測定し得る。] [0068] 幾つかの実施形態において、本明細書に記載の架橋ポリアミン粒子は、構成粒子から構成されていてもよいし又は架橋ポリアミンポリマーの構成粒子の凝集体から構成されていてもよい。幾つかの実施形態において、構成粒子は、構成粒子の70体積%より多い量、例えば80体積%よりも多い量、85体積%よりも多い量、90体積%よりも多い量、95体積%よりも多い量、99体積%よりも多い量又は100体積%が、10μm〜850μmの間の粒度、例えば10μm〜800μm、10μm〜750μm、10μm〜650μm、10μm〜550μm、10μm〜450μm、10μm〜400μm、20μm〜650μm、30μm〜550μm、40μm〜450μm、50μm〜400μm、55μm〜750μm、55μm〜650μm、55μm〜550μm、55μm〜500μm、55μm〜450μm、55μm〜400μm、60μm〜350μm、65μm〜300μm、70μm〜250μm、75μm〜200μm、85μm〜150μm、90μm〜125μm又は90μm〜105μmの間の粒度を有するような粒度分布を有し得る。] [0069] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0070] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μm超である粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0071] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0072] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0073] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどであり、d90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0074] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどであり、d90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0075] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μm超であり、d90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0076] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μm超であり、d90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0077] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd50が50μm〜200μm、例えば50μm〜175μm、50μm〜150μm、50μm〜120μm、70μm〜120μmもしくは70μm〜100μmなどである構成粒子を含んでよく、または構成粒子の凝集体を含んでよい。] [0078] いくつかの実施形態では、該架橋ポリアミン粒子は2〜10,000構成粒子など2つ以上の構成粒子、例えば10〜9000構成粒子、100〜8000構成粒子、150〜7000構成粒子、200〜6000構成粒子、250〜5000構成粒子、275〜4000構成粒子、300〜3500構成粒子、350〜3000構成粒子、400〜2500構成粒子、450〜2000構成粒子、500〜1500構成粒子、600〜1250構成粒子、700〜1000構成粒子などを含む。いくつかの実施形態では、該架橋ポリアミン粒子は500〜1000構成粒子を含む。] [0079] いくつかの実施形態では、該架橋ポリアミン粒子は2〜10,000構成粒子など2つ以上の構成粒子、例えば10〜9000構成粒子、100〜8000構成粒子、150〜7000構成粒子、200〜6000構成粒子、250〜5000構成粒子、275〜4000構成粒子、300〜3500構成粒子、350〜3000構成粒子、400〜2500構成粒子、450〜2000構成粒子、500〜1500構成粒子、600〜1250構成粒子、700〜1000構成粒子などの凝集体を含む。いくつかの実施形態では、該架橋ポリアミン粒子は500〜1000構成粒子の凝集体を含む。] [0080] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。いくつかの実施形態では、構成粒子の粒径分布は粒径10μm〜850μm、例えば10μm〜800μm、10μm〜750μm、10μm〜650μm、10μm〜550μm、10μm〜450μm、10μm〜400μm、20μm〜650μm、30μm〜550μm、40μm〜450μm、50μm〜400μm、55μm〜750μm、55μm〜650μm、55μm〜550μm、55μm〜500μm、55μm〜450μm、55μm〜400μm、60μm〜350μm、65μm〜300μm、70μm〜250μm、75μm〜200μm、85μm〜150μm、90μm〜125μmもしくは90μm〜105μmなどを有する構成粒子の70%超、例えば80体積%超など、例えば85体積%超、90体積%超、95体積%超、99体積%超もしくは100体積%などでよい。] [0081] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0082] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μm超である粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0083] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0084] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0085] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどであり、d90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0086] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm〜100μm、例えば20μm〜70μm、25μm〜60μm、28μm〜53μm、もしくは30μm〜50μmなどであり、d90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0087] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μm超であり、d90値が120μm〜450μm、例えば150μm〜400μm、175μm〜350μm、175μm〜300μm、175μm〜275μmもしくは175μm〜250μmなどである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0088] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd10値が20μm超、25μm超、28μm超もしくは30μmであり、d90値が450μm未満、例えば425μm未満、400μm未満、375μm未満、350μm未満、325μm未満、300μm未満、275μm未満もしくは250μm未満などである粒径分布を有する凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0089] いくつかの実施形態では、本明細書に記載される架橋ポリアミン粒子は、構成粒子のd50が50μm〜200μm、例えば50μm〜175μm、50μm〜150μm、50μm〜120μm、70μm〜120μmもしくは70μm〜100μmなどである凝集する2つ以上の構成粒子により形成される粒子を含んでよい。] [0090] いくつかの実施形態では、該組成物は2〜10,000構成粒子など2つ以上の凝集する構成粒子、例えば10〜9000構成粒子、100〜8000構成粒子、150〜7000構成粒子、200〜6000構成粒子、250〜5000構成粒子、275〜4000構成粒子、300〜3500構成粒子、350〜3000構成粒子、400〜2500構成粒子、450〜2000構成粒子、500〜1500構成粒子、600〜1250構成粒子、700〜1000構成粒子などによって形成される粒子を含んでよい。いくつかの実施形態では、該架橋ポリアミン粒子は500〜1000構成粒子を含む。] [0091] いくつかの実施形態では、凝集する2つ以上の構成粒子は懸濁、水中構成粒子の懸濁液形成または再懸濁形成などの水和構成粒子を含む。いくつかの実施形態では、構成粒子の懸濁液形成または再懸濁形成は、該架橋ポリアミン粒子の少なくとも一部におけるアミンの少なくとも一部の中性化などのプロトン化を含む。いくつかの実施形態では、形成は構成粒子からのゲル作製を含む。いくつかの実施形態では、該ゲルは乾燥してよく、および/または該ゲルは挽き、破砕もしくは湿式粉砕してよい。] [0092] いくつかの実施形態では、該粒子は乾燥前に任意で共粉砕し、次いで一部乾燥し(例えば、25〜40%LODまで)、さらに共粉砕および次いで乾燥し(例えば、5%LOD未満まで)、ふるい、最終乾燥した架橋ポリアミンゲルから形成してよい。] [0093] いくつかの実施形態では、本発明による架橋ポリアミン粒子の60分後のインビトロ(in vitro)競合的リン酸塩結合力は、ポリマーのリン酸塩1.2mmol/g超、例えば1.25mmol/g超、1.30mmol/g超、1.35mmol/g超、1.4mmol/g超、1.5mmol/g超、1.6mmol/g超、1.7mmol/g超、1.8mmol/g超、1.9mmol/g超もしくは2.0mmol/g超などでよい。いくつかの実施形態では、本発明による架橋ポリアミン粒子の60分後のインビトロ(in vitro)競合的リン酸塩結合力は1.2mmol/g〜10mmol/g、例えば1.2mmol/g〜7.5mmol/g、1.2mmol/g〜5.0mmol/g、1.2mmol/g〜4.0mmol/g、1.25mmol/g〜4.0mmol/g、1.3mmol/g〜4.0mmol/g、1.35mmol/g〜4.0mmol/g、1.4mmol/g〜4.0mmol/g、1.5mmol/g〜4.0mmol/g、1.6mmol/g〜4.0mmol/g、1.7mmol/g〜4.0mmol/g、もしくは1.8mmol/g〜4.0mmol/gなどでよい。] [0094] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物または、架橋ポリアミン粒子もしくは架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物の有効量を投与することによる動物の消化管からのリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンの除去方法を本質的な構成要素とし、もしくは含み、該架橋ポリアリルアミン粒子は7〜12重量%エピクロルヒドリンで架橋したポリアリルアミンを含み、下記の特徴を1つ以上有する: a)該架橋ポリアリルアミン粒子75体積%以上のサイズが250μm〜4mmである粒径分布; b)該架橋ポリアリルアミン粒子5体積%〜100体積%の粒径が500μm超である粒径分布; c)該架橋ポリアリルアミン粒子20体積%以下の粒径が300μm未満である粒径分布; d)該架橋ポリアミン粒子のd10値が250μm〜750μmである粒径分布 e)該架橋ポリアミン粒子のd90値が900μm〜1600μmである粒径分布; f)該架橋ポリアミン粒子のd50が450μm〜1100μmである粒径分布; g)該架橋ポリアミン粒子75重量%〜100重量%のメッシュサイズが-5/+60である; h)該架橋ポリアミン粒子5重量%〜100重量%のメッシュサイズが+35である; i)該架橋ポリアミン粒子20重量%以下のメッシュサイズが-50である; j)該架橋ポリアミン粒子40重量%〜60重量%のメッシュサイズが-16/+40である; k)平均グレー値180超; l)2つ以上の構成粒子を含む;および/または m)60分後の競合的リン酸塩結合力1.2超。] [0095] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物または、架橋ポリアミン粒子もしくは架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物の有効量を投与することによる動物の消化管からのリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンの除去方法を本質的な構成要素とし、もしくは含み、該架橋ポリアリルアミン粒子は対イオンとして製薬上許容しうる対イオンと部分的にもしくは完全にプロトン化した7〜12重量%エピクロルヒドリンで架橋したポリアリルアミンを含み、下記の特徴を1つ以上有する: a)該架橋ポリアリルアミン粒子75体積%以上のサイズが250μm〜4mmである粒径分布; b)該架橋ポリアリルアミン粒子5体積%〜100体積%の粒径が500μm超である粒径分布; c)該架橋ポリアリルアミン粒子20体積%以下の粒径が300μm未満である粒径分布; d)該架橋ポリアミン粒子のd10値が250μm〜750μmである粒径分布 e)該架橋ポリアミン粒子のd90値が900μm〜1600μmである粒径分布; f)該架橋ポリアミン粒子のd50が450μm〜1100μmである粒径分布; g)該架橋ポリアミン粒子75重量%〜100重量%のメッシュサイズが-5/+60である; h)該架橋ポリアミン粒子5重量%〜100重量%のメッシュサイズが+35である; i)該架橋ポリアミン粒子20重量%以下のメッシュサイズが-50である; j)該架橋ポリアミン粒子40重量%〜60重量%のメッシュサイズが-16/+40である; k)平均グレー値180超; l)2つ以上の構成粒子を含む;および/または m)60分後の競合的リン酸塩結合力1.2超。] [0096] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物、または架橋ポリアミン粒子もしくは架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物の有効量を投与することによる動物の消化管からのリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンの除去方法を本質的な構成要素とし、もしくは含み、該架橋ポリアミン粒子は対イオンとして部分的にもしくは完全にプロトン化された7〜12重量%エピクロルヒドリンで架橋したポリアリルアミンを含み、炭酸塩、重炭酸塩、塩酸塩もしくはその混合物を有し、下記の特徴を1つ以上有する: a)該架橋ポリアリルアミン粒子75体積%以上のサイズが250μm〜4mmである粒径分布; b)該架橋ポリアリルアミン粒子5体積%〜100体積%の粒径が500μm超である粒径分布; c)該架橋ポリアリルアミン粒子20体積%以下の粒径が300μm未満である粒径分布; d)該架橋ポリアミン粒子のd10値が250μm〜750μmである粒径分布 e)該架橋ポリアミン粒子のd90値が900μm〜1600μmである粒径分布; f)該架橋ポリアミン粒子のd50が450μm〜1100μmである粒径分布; g)該架橋ポリアミン粒子75重量%〜100重量%のメッシュサイズが-5/+60である; h)該架橋ポリアミン粒子5重量%〜100重量%のメッシュサイズが+35である; i)該架橋ポリアミン粒子20重量%以下のメッシュサイズが-50である; j)該架橋ポリアミン粒子40重量%〜60重量%のメッシュサイズが-16/+40である; k)平均グレー値180超; l)2つ以上の構成粒子を含む;および/または m)60分後の競合的リン酸塩結合力1.2超。] [0097] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物または、架橋ポリアミン粒子もしくは架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物の有効量を投与することによる動物の消化管からのリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンの除去方法を本質的な構成要素とし、もしくは含み、該架橋ポリアミン粒子は置換もしくは非置換アリルアミンから選択したモノマー;および架橋剤由来であり、下記の特徴を1つ以上有する: a)該架橋ポリアリルアミン粒子75体積%以上のサイズが250μm〜4mmである粒径分布; b)該架橋ポリアリルアミン粒子5体積%〜100体積%の粒径が500μm超である粒径分布; c)該架橋ポリアリルアミン粒子20体積%以下の粒径が300μm未満である粒径分布; d)該架橋ポリアミン粒子のd10値が250μm〜750μmである粒径分布 e)該架橋ポリアミン粒子のd90値が900μm〜1600μmである粒径分布; f)該架橋ポリアミン粒子のd50が450μm〜1100μmである粒径分布; g)該架橋ポリアミン粒子75重量%〜100重量%のメッシュサイズが-5/+60である; h)該架橋ポリアミン粒子5重量%〜100重量%のメッシュサイズが+35である; i)該架橋ポリアミン粒子20重量%以下のメッシュサイズが-50である; j)該架橋ポリアミン粒子40重量%〜60重量%のメッシュサイズが-16/+40である; k)平均グレー値180超; l)2つ以上の構成粒子を含む;および/または m)60分後の競合的リン酸塩結合力1.2超。] [0098] いくつかの実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物または、架橋ポリアミン粒子もしくは架橋ポリアミン粒子を含む医薬品組成物の有効量を投与することによる動物の消化管からのリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンの除去方法を本質的な構成要素とし、もしくは含み、該架橋ポリアミン粒子は置換もしくは非置換アリルアミンから選択したモノマー、および架橋剤としてのエピクロルヒドリン由来であり、下記の特徴を1つ以上有する: a)該架橋ポリアリルアミン粒子75体積%以上のサイズが250μm〜4mmである粒径分布; b)該架橋ポリアリルアミン粒子5体積%〜100体積%の粒径が500μm超である粒径分布; c)該架橋ポリアリルアミン粒子20体積%以下の粒径が300μm未満である粒径分布; d)該架橋ポリアミン粒子のd10値が250μm〜750μmである粒径分布 e)該架橋ポリアミン粒子のd90値が900μm〜1600μmである粒径分布; f)該架橋ポリアミン粒子のd50が450μm〜1100μmである粒径分布; g)該架橋ポリアミン粒子75重量%〜100重量%のメッシュサイズが-5/+60である; h)該架橋ポリアミン粒子5重量%〜100重量%のメッシュサイズが+35である; i)該架橋ポリアミン粒子20重量%以下のメッシュサイズが-50である; j)該架橋ポリアミン粒子40重量%〜60重量%のメッシュサイズが-16/+40である; k)平均グレー値180超; l)2つ以上の構成粒子を含む;および/または m)60分後の競合的リン酸塩結合力1.2超。] [0099] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式I: によって表される繰返し単位を含み、式中、mは、0〜2の整数、例えば、0、1、または2であり、nは整数であり、各R1および各R2は、それぞれ、水素;置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキル、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキル;または置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキルアミノ、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキルアミノを表し、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0100] 化学式Iに従った一部の適した繰返し反復の例として以下の式が挙げられる。] [0101] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式II: によって表される繰返し単位を含み、式中、mは、0〜2の整数、例えば、0、1、または2であり、nは整数であり、各R1、各R2、および各R3は、それぞれ、水素;置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキル、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキル;または置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキルアミノ、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキルアミノを表し、各X−1は、それぞれ、薬学的に許容される対イオンを表し、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0102] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式Iおよび/または式II: によって表される繰返し単位を含み、式中、mは、0〜2の整数、例えば、0、1、または2であり、nは整数であり、各R1、各R2、および各R3は、それぞれ、水素;置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキル、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキル;または置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキルアミノ、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキルアミノを表し、各X−1は、それぞれ、薬学的に許容される対イオンを表し、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0103] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式Iおよび/または式II: によって表される繰返し単位を含み、式中、mは、0〜2の整数、例えば、0、1、または2であり、nは整数であり、各R1、各R2、および各R3は、それぞれ、水素;置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキル、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキル;または置換もしくは非置換、分岐もしくは非分岐C1〜C6アルキルアミノ、例えば、C1、C2、C3、C4、C5、もしくはC6アルキルアミノを表し、各X−1は、それぞれ、炭酸塩、重炭酸塩、塩酸塩、もしくはこれらの混合物を表し、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0104] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式III: によって表されるセベラマー塩酸塩を含み、式中、pは整数であり、cは1であり、aとbの合計は9であり、プロトン化アミンの部分を表すrは0.4であり、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0105] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子もしくはそのコポリマーを含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアミン粒子は、以下の式IV: によって表されるセベラマー炭酸塩を含み、式中、pは整数であり、cは1であり、aとbの合計は9であり、架橋ポリアミン粒子は、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0106] 一部の実施形態では、本発明は、架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン粒子を含む医薬組成物、あるいは有効量の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアリルアミン粒子を含む医薬組成物を投与することによって動物の胃腸管からリン含有化合物もしくはリン含有イオン(例えば、リン酸塩)などの化合物もしくはイオンを除去する方法である、これらから実質的になる、またはこれらを含む。この架橋ポリアリルアミン粒子は、7重量%〜12重量%のエピクロロヒドリンで架橋されたポリアリルアミンの少なくとも2つの構成粒子を含み、1つまたは複数の以下の特徴を有する。 (a)架橋ポリアリルアミン粒子の75体積%以上が250μm〜4mmの粒径を有するような粒度分布、 (b)架橋ポリアリルアミン粒子の5体積%〜100体積%が500μmよりも大きい粒径を有するような粒度分布、 (c)架橋ポリアリルアミン粒子の20体積%以下が300μm未満の粒径を有するような粒度分布、 (d)架橋ポリアミン粒子が250μm〜750μmのd10値を有するような粒度分布、 (e)架橋ポリアミン粒子が900μm〜1600μmのd90値を有するような粒度分布、 (f)架橋ポリアミン粒子が450μm〜1100μmのd50値を有するような粒度分布 (g)架橋ポリアミン粒子の75重量%〜100重量%が−5/+60のメッシュサイズを有する、 (h)架橋ポリアミン粒子の5重量%〜100重量%が+35のメッシュサイズを有する、 (i)架橋ポリアミン粒子の20重量%以下が−50のメッシュサイズを有する、 (j)架橋ポリアミン粒子の40重量%〜60重量%が−16/+40のメッシュサイズを有する、 (k)180を超える平均濃淡値、 (l)2つ以上の構成粒子を含む、および/または (m)1.2を超える60分間の競合リン酸塩結合能。] [0107] 一部の実施形態では、本発明は、高リン酸塩血症などのリン酸塩不均衡障害(phosphate imbalance disorder)を治療する方法であって、治療有効量の本発明の架橋ポリアミン粒子または架橋ポリアミン粒子を含む組成物を、その治療を必要とする患者に投与するステップを含む、方法である。一部の実施形態では、本明細書に開示する架橋ポリアミン粒子は、血液透析を受けている末期腎疾患(ESRD)や慢性腎疾患(CKD)の患者の血清リンを制御するための組成物またはその方法に用いることができる。一部の実施形態では、本明細書に開示する架橋ポリアミン粒子は、血液透析を受けていない末期腎疾患(ESRD)や慢性腎疾患(CKD)の患者の血清リンを制御するための組成物またはその方法に用いることができる。] [0108] 一部の実施形態では、本発明は、血中リン酸塩濃度を低下させる必要がある患者における正常な血中リン酸塩濃度よりも高い血中リン酸塩濃度を5%〜100%、例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、または90%低下させる方法であって、治療有効量の本発明による架橋ポリアミン粒子または組成物を患者に投与するステップを含む、方法である。一部の実施形態では、本発明は、尿中リン酸塩濃度を低下させる必要がある患者における正常な尿中リン酸塩濃度よりも高い尿中リン酸塩濃度を5%〜100%、例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、または90%低下させる方法であって、治療有効量の本発明による架橋ポリアミン粒子または組成物を患者に投与するステップを含む、方法である。] [0109] 一部の実施形態では、本組成物は、2つ以上の本発明の架橋ポリアミンポリマーまたはコポリマー、例えば、2〜20、例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、または10の本発明のポリマーまたはコポリマーの混合物を含む。] [0110] 重合および製造 いくつかの実施形態では、架橋ポリアミンポリマーは、バルク溶液中で(すなわち、純アミンポリマーおよび純架橋剤を使用)、または分散媒質中で架橋され得る。バルクプロセスが用いられる場合、溶媒は、それらが反応体を同時溶解し、そして架橋反応を妨げないよう、選択される。適切な溶媒としては、水、低沸点アルコール(メタノール、エタノール、ブタノール)、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。] [0111] 他の重合方法は、単一重合反応、一連の反応を介した個々のモノマーの段階的付加、モノマーのブロックの段階的付加、前記の組合せ、あるいは任意の他の重合方法、例えば直接または逆懸濁、縮合、相間移動、乳濁、沈殿技法、エーロゾル中でのまたはバルク重合/架橋法を用いた重合、ならびにサイズ制御方法、例えば押出しおよび磨砕を包含し得る。プロセスは、バッチ、半連続および連続プロセスとして実行され得る。分散媒質中でのプロセスに関しては、連続相は、非極性溶媒、例えばトルエン、ベンゼン、炭化水素、ハロゲン化溶媒、超臨界二酸化炭素などから選択され得る。直接懸濁法に関しては、水が用いられ得るが、しかし塩ブラインも、小滴分離相中のアミンおよび架橋剤を「塩析」するのに有用である。] [0112] いくつかの適切な重合方法の例は、例えば、以下の特許および特許出願(これらの記載内容は各々、参照により本明細書中で援用される)に見出され得る:米国特許第4,605,701号;米国特許第5,496,545号;米国特許第5,618,530号;米国特許第5,679,717号;米国特許第5,693,675号;米国特許第5,702,696号;US WO96/021454;WO98/057652;EP 7372352およびDE 4227019。] [0113] ポリアリルアミンとエピクロロヒドリンの重合の非限定例は、以下のように生じ得る。水中の塩酸ポリアリルアミンは、塩基、例えば水酸化アンモニウム(水性アンモニア)またはNaOHを用いて部分的に中和され得る。中和後、ポリアリルアミンは、静止型または高剪断ミキサーを用いて、エピクロロヒドリンとともに乳化され得る。その結果生じた水中油型エマルションは、バッチ反応器あるいは単軸または二軸混練またはLIST反応器を用いて、重合され得る。所望の粒子サイズを達成するのを手助けするために、温度、アミンモノマーまたはアミンポリマー濃度、モノマー単位対架橋剤比、ローター速度および/または反応ポリマーに供給される仕事量が制御され得る。反応器を出るポリマーは、溶媒、例えば水、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノール、イソプロパノール/水混合物ならびにそれらの混合物中に懸濁され、その後、濾過され、任意に1回または多数回、再懸濁され得るし、HCl、CO2またはカルボン酸のような適切な供給源を用いて粉砕され、湿潤粉砕され、湿潤粉砕され、中和され、および/またはプロトン化され得るし、粉砕されるかおよび/または分離された後、遠心力を用いて、例えばハイドロサイクロンまたは遠心分離機を用いて、乾燥され得る。ポリマーは、任意の適切な方法を用いて、例えば対流式炉、真空炉または流動床を用いて乾燥され得るし、次いで、乾燥後に、磨砕され、粉砕され、および/または篩分けされるかまたは分別されて、特定の所望のメッシュまたは粒子サイズにされ得る。代替的には、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノールまたはイソプロパノール/水混合物を含む溶媒が用いられる場合、ポリマーは、磨砕、粉砕および/または篩分けまたは分別の前に乾燥される必要はない。いくつかの実施形態では、溶媒は水であり、ポリマーは磨砕前に乾燥される。] [0114] いくつかの実施形態では、重合後、ポリマーは水中に水和されるかおよび/または懸濁されて、ゲルが形成されるまで撹拌され、そして、ある時間の間、例えば30分〜30時間、1時間〜29時間、3時間〜28時間、6時間〜27時間、9時間〜26時間、12〜25時間、例えば15〜21時間または17〜19時間、硬化させられる。硬化後、ゲル化ポリマーは、任意の適切な器具を用いて小片に分断され、水で希釈されるかおよび/または湿潤粉砕されて所望の構成粒子サイズにされ得る。湿潤粉砕は、任意の既知の湿潤粉砕方法を用い得るし、ブレンダーまたはホモジナイザーの使用を包含し得る。いくつかの実施形態では、湿潤粉砕後、または硬化後、ゲルは中和されるか、および/またはゲル(懸濁液中)が約1mS/cm3またはそれ未満の導電率を有するまで、多数回洗浄され得る。次に、ポリマーはプロトン化され、例えばドライアイス、CO2および/またはカルボン酸または任意の他の適切な炭酸系を用いて炭酸化され得る。プロトン化後、ゲルは、任意の適切な方法を用いて、例えば対流式炉、真空炉および/または流動床を用いて乾燥され、次いで、乾燥後に、磨砕され、粉砕され、および/または篩分けされるかまたは分別されて、特定の所望の粒子またはメッシュサイズにされ得る。代替的には、炭酸化の前または後にゲルを洗浄するために、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノールまたはイソプロパノール/水混合物を含む溶媒が用いられる場合、磨砕、粉砕および/または篩分けまたは分別の前にゲルを乾燥する必要はない。いくつかの実施形態では、溶媒は水であり、ポリマーは磨砕前に乾燥される。] [0115] いくつかの実施形態では、本発明の架橋ポリアミンポリマーは、架橋ポリアミンの構成粒子から形成され得るが、これは、溶媒、例えば水、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノール、イソプロパノール/水混合物ならびにそれらの混合物中に入れられ、任意の適切な方法を用いて、例えば、対流式炉、真空炉および/または流動床を用いて乾燥され、次いで、乾燥後に、磨砕され、粉砕され、および/または篩分けされるかまたは分別されて、特定の所望の粒子またはメッシュサイズにされ得る。代替的には、炭酸化の前または後にゲルを洗浄するために、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノールまたはイソプロパノール/水混合物を含む溶媒が用いられる場合、磨砕、粉砕および/または篩分けまたは分別の前にゲルを乾燥する必要はない。いくつかの実施形態では、溶媒は水であり、ポリマーは磨砕前に乾燥される。] [0116] いくつかの実施形態では、本発明の架橋ポリアミンポリマーは、エピクロロヒドリン架橋ポリアリルアミンカルボネート(例えば、炭酸セベラマー)構成粒子を用いて、またはそれから出発して、形成され得る。いくつかの実施形態では、所望の構成粒子サイズ範囲内の平均粒子サイズを有するエピクロロヒドリン架橋ポリアリルアミンカルボネートが、溶媒、例えば水、エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノール、イソプロパノール/水混合物ならびにそれらの混合物中に懸濁され、ゲルを形成するまで撹拌され得る。次いでゲルは、30分〜30時間、例えば1時間〜29時間、3時間〜28時間、6時間〜27時間、9時間〜26時間、12〜25時間、例えば15〜21時間または17〜19時間、乾燥され、次いで、乾燥ゲルは任意の適切な粉砕または磨砕装置を用いて粉砕され、篩分けされるかまたは分別されて、所望の粒子サイズ/粒子サイズ分布にされ得る。エタノール、エタノール/水混合物、イソプロパノールまたはイソプロパノール/水混合物を含む溶媒は、硬化後にゲルを洗浄するために用いられ、磨砕、粉砕、および/または篩分けまたは分別の前にゲルを乾燥する必要はない。いくつかの実施形態では、溶媒は水であり、ポリマーは磨砕前に乾燥される。] [0117] いくつかの実施形態では、溶媒は水を含む。いくつかの実施形態では、溶媒はエタノール/水混合物、例えば5重量%〜95重量%エタノールおよび5重量%〜95重量%水を含む。いくつかの実施形態では、溶媒は、イソプロパノール/水混合物、例えば5重量%〜95重量%イソプロパノールおよび5重量%〜95重量%水を含む。] [0118] いくつかの実施形態では、ゲルは室温で乾燥され得る。他の実施形態では、ゲルは、高温で、例えば30℃〜65℃で乾燥され得る。いくつかの実施形態では、乾燥前のゲルは、例えば35を上回る、例えば40、60、70、80または85の%LODでは、任意に湿潤同時粉砕され得る。いくつかの実施形態では、ゲルは、強制通風炉中で乾燥され得る。他の実施形態では、ゲルは、真空炉中で乾燥され得る。他の実施形態では、ゲルは流動床中で乾燥され得る。任意の適切な乾燥温度が用いられ得る。いくつかの実施形態では、乾燥温度は、15℃〜115℃、例えば20℃〜110℃、25℃〜100℃、30℃〜90℃、35℃〜80℃、40℃〜75℃、45℃〜65℃、または50℃〜60℃であり得る。] [0119] いくつかの実施形態では、ゲルは室温で乾燥され得る。他の実施形態では、ゲルは高温で、例えば30℃〜65℃で乾燥され得る。いくつかの実施形態では、乾燥前のゲルは、例えば15を上回る、例えば20、25、30、35、40、50、60、70、80または85の%LODでは、湿潤同時粉砕され得る。いくつかの実施形態では、その結果生じる粒子は、強制通風炉中で乾燥され得る。他の実施形態では、その結果生じる粒子は、真空炉中で乾燥され得る。他の実施形態では、その結果生じる粒子は、流動床中で乾燥され得る。任意の適切な乾燥温度が用いられ得る。いくつかの実施形態では、乾燥温度は、15℃〜115℃、例えば20℃〜110℃、25℃〜100℃、30℃〜90℃、35℃〜80℃、40℃〜75℃、45℃〜65℃、または50℃〜60℃であり得る。いくつかの実施形態では、乾燥は、1つより多いステップで成し遂げられ、例えば粒子は、15〜50、例えば20〜35、25〜40、25〜35または28〜32の%LODで乾燥され、次いで、第二乾燥機中でさらに乾燥される前に、再び同時粉砕され得る。いくつかの実施形態では、第二乾燥機は、強制通風炉、真空炉、流動床またはこれらのいずれかの組合せであり得る。任意の適切な乾燥温度が用いられ得る。いくつかの実施形態では、乾燥温度は、50℃〜150℃、例えば70℃〜140℃、80℃〜130℃、90℃〜120℃、100℃〜115℃、または105℃〜112℃であり得る。いくつかの実施形態では、粒子が5未満、例えば3、2、または1未満の%LODに乾燥された後、粒子は所望のまたは特定のサイズに篩分けられ、次いで、任意にさらに硬化され得る。いくつかの実施形態では、篩分けされた粒子は、強制通風炉、真空炉、流動床またはこれらのいずれかの組合せの炉中に存在し得る。任意の適切な硬化温度が用いられ得る。いくつかの実施形態では、硬化温度は、50℃〜150℃、例えば70℃〜140℃、80℃〜130℃、90℃〜120℃、100℃〜115℃、または105℃〜112℃であり、一部は硬化温度に依っている硬化の持続時間(すなわち、硬化温度が高いほど、硬化時間は短い)は、1時間より長い時間の間、例えば2〜8時間、3〜6時間、3.5〜5時間、または3.5〜4.5時間であり得る。] [0120] いくつかの実施形態では、ポリマーまたはポリマーゲルは、磨砕され、湿潤粉砕され、および/または粉砕され得る。任意の適切な磨砕または粉砕装置、例えば手動磨砕技法、例えば乳鉢と乳棒、ジャガイモまたは他のマッシャー、ならびにコーヒーグラインダー、産業用または他の商業用ブレンダーを含めたブレンダー、グラインダーおよびミルのような装置を用いる自動磨砕または粉砕が用いられ得る。いくつかの実施形態では、ポリマーまたはポリマーゲルは、ジェットミル、流動床ジェットミル、ピンミル、コスモマイザー、キャビティーション・ミル、および/または分散ミルを用いて粉砕または磨砕され得る。いくつかの適切な粉砕技法の例は、Lachman et al., The Theory and Practice of Industrial Pharmacy (1986)(この記載内容は、参照により本明細書中で援用される)に見出され得る。いくつかの実施形態では、磨砕または粉砕は、磨砕を手助けし得る種々の磨砕媒質の存在下で実行され得る。] [0121] 所望の粒子サイズを制御するかまたは達成する任意の適切な方法が用いられ得る。架橋ポリアミンポリマーの粒子サイズは、種々の重合プロセス・パラメーター、例えば、温度、モノマーおよび架橋剤濃度、溶媒、モノマー対溶媒比、pH、注入率、混合率を制御することにより、そして下流プロセスおよびプロセシング・パラメーターを選択することにより、制御され得る。例えば、粒子サイズは、噴霧乾燥器ノズルの孔サイズおよび噴霧乾燥塔の高さまたは乾燥温度による影響を受け得る。さらに、重合後、粒子はさらに加工処理されて、例えば、グラインダーまたはミルを用いて磨砕されるか、あるいは選択的に篩分けされて、所望の粒子サイズを達成し得る。具体的な適切な下流処理方法としては、磨砕、粉砕、湿潤粉砕、噴霧乾燥、篩分け、沈殿、懸濁または再懸濁、および濾過、受動的または能動的遠心分離力を用いる分離、噴霧凍結、ならびにその任意の組合せが挙げられるが、これらに限定されない。] [0122] いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子は、酸安定性を示す。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の酸安定性は、架橋ポリアミン粒子を硬化することにより、例えば粒子を高温に曝露することにより、または高温で長時間、架橋ポリアミン粒子を保持することにより、改良され得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の酸安定性は、架橋ポリアミン粒子を硬化することにより、例えば、35℃より高い温度で、例えば40℃より高い、45℃より高い、50℃より高い、55℃より高い、60℃より高い、65℃より高い、75℃より高い、85℃より高い、95℃より高い、105℃より高い、または110℃より高い温度(しかし、粒子の分解を生じ得る温度未満、例えば、300℃以下、例えば250℃以下、または200℃以下)で、長時間、例えば1時間より長い間、2時間より長い間、3時間より長い間、4時間より長い間、7時間より長い間、10時間より長い間、15時間より長い間、20時間より長い間、24時間より長い間、36時間より長い間、2日間より長い間、4日間より長い間、7日間より長い間、10日間より長い間、14日間より長い間、17日間より長い間、20日間より長い間、25時間より長い間、または28日間より長い間(しかし、手法的に実行不可能な量の日数未満、例えば100日未満、例えば60日未満または50日未満)、架橋ポリアミン粒子を保持することにより、改良され得る。一実施形態では、架橋ポリアミン粒子の酸安定性は、少なくとも60℃の温度で、少なくとも3週間、架橋ポリアミン粒子を硬化することにより改良され得る。一実施形態では、架橋ポリアミン粒子の酸安定性は、100℃より高い温度で、例えば105℃、110℃、または110℃より高い温度で、1時間より長い間、例えば2時間、3時間、4時間または4時間より長い間、架橋ポリアミン粒子を硬化することにより改良され得る。一般的に、硬化プロセスは、5%未満、例えば3%未満、2%または1%の%LODに粒子が乾燥された後に、それらを加熱することにより成し遂げられる。次いで、粒子は、30分〜30時間、例えば1時間〜29時間、3時間〜28時間、6時間〜27時間、9時間〜26時間、12〜25時間、例えば15〜21時間または17〜19時間、高温で、例えば60℃より高い温度で、例えば70℃〜180℃、75℃〜150℃、80℃〜130℃、85℃〜125℃、90℃〜120℃、95℃〜115℃または100℃〜115℃で粒子を加熱することにより硬化され得る。用いられる温度が高いほど、粒子を有効に硬化するために必要な時間は短く、長時間の高温は物質および/または物質の性能に悪影響を及ぼし得ると懸念される。硬化は、経時的に、または温度に対するステップ変化に伴って温度を変更することにより成し遂げられる、と理解されるべきであり、例えば、硬化は、高温で、例えば110℃より高い温度で開始され、次いで、低温に、例えば110℃またはそれより低い温度に変更されるか、またはその逆であり得る。] [0123] いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の酸安定性は、架橋ポリアミンポリマーの構成粒子を湿潤し、次いで、高温で長時間、湿潤架橋ポリアミンポリマーを加熱処理することにより、改良され得る。いくつかの実施形態では、構成粒子は、湿潤化されて、20%より大きいLOD、30%より大きいLOD、40%より大きいLOD、50%より大きいLOD、60%より大きいLOD、70%より大きいLOD、または80%より大きいLODという乾燥減量%(%LOD)を有する集合粒子を形成する。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の安定性は、架橋ポリアミン粒子、例えば架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン構成粒子、または架橋ポリアミン集合粒子を湿潤し、次いで、それらを高温に曝露するか、またはそれらを高温で長時間、例えば35℃より高い温度で、例えば40℃より高い、45℃より高い、50℃より高い、55℃より高い、60℃より高い、65℃より高い、75℃より高い、85℃より高い、95℃より高い、105℃より高い、または110℃より高い温度(しかし、粒子の分解を生じ得る温度未満、例えば、300℃以下、例えば250℃以下、または200℃以下)で、長時間、例えば1時間より長い間、2時間より長い間、3時間より長い間、4時間より長い間、7時間より長い間、10時間より長い間、15時間より長い間、20時間より長い間、24時間より長い間、36時間より長い間、2日間より長い間、4日間より長い間、7日間より長い間、10日間より長い間、14日間より長い間、17日間より長い間、20日間より長い間、25時間より長い間、または28日間より長い間(しかし、手法的に実行不可能な量の日数未満、例えば100日未満、例えば60日未満または50日未満)、それらを保持することにより、改良され得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の安定性は、架橋ポリアミン粒子、例えば架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン構成粒子、または架橋ポリアミン集合粒子を湿潤し、次いで、少なくとも60℃の温度で、少なくとも3週間、架橋ポリアミン粒子を加熱処理することにより改良され得る。いくつかの実施形態では、架橋ポリアミン粒子の安定性は、架橋ポリアミン粒子、例えば架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン構成粒子、または架橋ポリアミン集合粒子を湿潤し、次いで、100℃より高い温度で、例えば105℃、110℃、または110℃より高い温度で、1時間より長い間、例えば2時間、3時間、4時間または4時間より長い間、架橋ポリアミン粒子を加熱処理することにより改良され得る。いくつかの実施形態では、湿潤粒子、例えば架橋ポリアミン粒子、架橋ポリアミン構成粒子または架橋ポリアミン集合粒子は、20%未満、例えば10%未満、5%未満、4%未満、3%未満、2.5%未満または2%未満に粒子の%LODを低減するのに十分な時間、高温で、保持され得る。いくつかの実施形態では、−20/+50メッシュである粒子サイズを有する架橋ポリアミン粒子の重量単位の収率は、15%より高い、20%より高い、30%より高い、40%より高い、50%より高い、55%より高い、60%より高い、70%より高い、または80%より高い値であり得る。粒子の改良される安定性は、以下のうちの1つまたは複数を包含し得る:酸安定性、貯蔵寿命安定性、溶解安定性、錠剤化安定性、機械的安定性、組成安定性および/または立体配座安定性。] [0124] いくつかの実施形態では、架橋結合ポリアミン粒子または浸漬した架橋結合ポリアミン粒子の、長期間の間、高温での熱処理は、その長期間の一部分の間、ある高温で粒子を保持すること、および、その長期間の第2部分の間、異なる高温(最初の高温よりも高いか、または低くてもよい)で粒子を保持することを含むことができる。粒子が保持される高温の数、および各高温での時間の長さは、本発明のこれらの実施形態から逸脱することなく、高温の範囲にわたって、また、長い範囲にわたる異なる期間によって様々にすることができると理解されるべきである。] [0125] いくつかの実施形態では、酸安定性は、0.2N HCl、0.3N HCl、0.4N HCl、0.5N HCl、0.6N HCl、0.7N HCl、0.8N HCl、0.9N HCl、1.0N HCl、1.1N HCl、1.2N HCl、1.3N HClまたは1.4N HClなどの0.1〜1.5N HClなどの酸による処理後の粒子サイズを、硬化されていない酸処理架橋結合ポリアミン粒子と比較することによって測定することができる。いくつかの実施形態では、酸安定性は、調製プロセスの実施形態の最終ふるい分けステップの後、程なく酸処理された架橋結合ポリアミン粒子の浸潤粒子サイズなどの粒子サイズを、2週、3週、または4週など、1週間を超える間、60℃など50℃を超える温度などで硬化された後、酸処理される架橋結合ポリアミン粒子の浸潤粒子サイズなどの粒子サイズと比較することによって測定することができる。いくつかの実施形態では、酸安定性は、硬化されていない酸処理架橋結合ポリアミン粒子の、1.2倍を超えるか、1.5倍を超えるか、1.7倍を超えるか、2.0倍を超えるか、2.1倍を超えるか、または、2.2倍を超える粒子サイズである、硬化された酸処理架橋結合ポリアミン粒子の粒子サイズによって証明することもでき、あるいは、その粒子サイズを含むことができる。例えば、酸安定性は、硬化した架橋結合ポリアミン凝集粒子についての酸中での浸潤粒子サイズ(浸潤粒子サイズ&分布試験(the Wet Particle Size & Distribution test)により測定)を、硬化されていない(すなわち硬化前の)同様の架橋結合ポリアミン凝集粒子の酸中での浸潤粒子サイズに対して比較することによって証明することもできる。] [0126] いくつかの実施形態では、酸安定性は、酸処理前の硬化された架橋結合ポリアミン粒子についての競合的リン酸塩結合の維持を、酸処理されていない硬化された架橋結合ポリアミン粒子と比較することによって測定することができる。いくつかの実施形態では、架橋結合ポリアミン粒子の酸安定性は、酸処理粒子の非酸処理粒子に対する競合的リン酸塩結合の60%を超える維持、例えば、非酸処理粒子に対する競合的リン酸塩結合の65%を超える維持、70%を超える維持、75%を超える維持、80%を超える維持、または、85%を超える維持によって証明されることができ、あるいはその維持を含むことができる。] [0127] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、浸潤粒子サイズ&分布(酸中)試験方法により測定した場合、350μmを超える容積重量平均粒子サイズであり、例えば、375μmを超えるか、400μmを超えるか、425μmを超えるか、450μmを超えるか、475μmを超えるか、または425μmから750μmの間の容積重量平均粒子サイズを有することができる。粒子は、浸潤粒子サイズ&分布(リン酸塩緩衝液中)試験方法により測定した場合、500μmを超える追加または代替的な容積重量平均粒子サイズであって、例えば、525μmを超えるか、550μmを超えるか、575μmを超えるか、600μmを超えるか、625μmを超えるか、650μmを超えるか、675μmを超えるか、700μmを超えるか、または600μmから800μmの間である追加または代替的な容積重量平均粒子サイズを有することができる。] [0128] いくつかの実施形態では、酸安定性は、0.2N HCl、0.3N HCl、0.4N HCl、0.5N HCl、0.6N HCl、0.7N HCl、0.8N HCl、0.9N HCl、1.0N HCl、1.1N HCl、1.2N HCl、1.3N HClまたは1.4N HClなど0.1〜1.5N HClなどの酸中での処理後、硬化した架橋結合ポリアミン粒子の粒子サイズを、硬化されていない酸処理架橋結合ポリアミン粒子と、比較することによって測定することができる。いくつかの実施形態では、酸安定性は、調製プロセスの実施形態の最終ふるい分けステップの後、程なく酸処理された架橋結合ポリアミン粒子の浸潤粒子サイズなどの粒子サイズを、2週、3週、または4週などの1週間を超える間、60℃などの50℃を超える温度で硬化された後に酸処理される架橋結合ポリアミン粒子の浸潤粒子サイズなどの粒子サイズと、比較することによって測定することができる。いくつかの実施形態では、酸安定性は、硬化されていない酸処理架橋結合ポリアミン粒子の粒子サイズの1.2倍を超えるか、1.5倍を超えるか、1.7倍を超えるか、2.0倍を超えるか、2.1倍を超えるか、または2.2を超える、硬化された酸処理架橋結合ポリアミン粒子の粒子サイズによって証明することができ、あるいは、この粒子サイズを含むことができる。また、硬化粒子は、浸潤粒子サイズ&分布(酸中)試験方法により測定した場合、350μmを超える容積重量平均粒子サイズであって、例えば、375μmを超えるか、400μmを超えるか、425μmを超えるか、450μmを超えるか、475μmを超えるか、または、425μmから750μmの間である容積重量平均粒子サイズを有することができる。この粒子は、浸潤粒子サイズ&分布(リン酸塩緩衝液中)試験方法により測定した場合、500μmを超える追加または代替的な容積重量平均粒子サイズであって、例えば、525μmを超えるか、550μmを超えるか、575μmを超えるか、600μmを超えるか、625μmを超えるか、650μmを超えるか、675μmを超えるか、700μmを超えるか、または600μmから800μmの間である追加または代替的な容積重量平均粒子サイズを有することができる。] [0129] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、0.4から1.0の間、例えば0.6から0.75の間などの0.5から0.85の間のアリルアミンppm値を有することができる。] [0130] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、1.0%未満、例えば0.1%未満または0.05%などの0.5%未満の可溶性オリゴマー%を有することができる。] [0131] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、1.0g/cm3から2g/cm3の間、例えば1.0g/cm3から1.5g/cm3の間の真密度を有することができる。] [0132] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、0.25g/mLから1g/mLの間、例えば0.4g/mLから0.6g/mLの間のタップ密度(Tap Density)を有することができる。] [0133] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、0.20g/mLから0.8g/mLの間、例えば0.2g/mLから0.4g/mLの間のかさ密度を有することができる。] [0134] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、9から10の間、例えば9.3から9.7の間のpHを有することができる。] [0135] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、50℃から65℃の間、例えば55℃から60℃の間のDSCによるガラス転移温度を有することができる。] [0136] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、1.70mmol/gから3.2mmol/gの間、例えば、1.80mmol/gから3.0mmol/gの間、または、1.90mmol/gから2.7mmol/gの間、または、1.95mmol/gから2.5mmol/gの間、または、1.98mmol/gから2.4mmol/gの間、または、2.0mmol/gから2.3mmol/gの間の競合的リン酸塩結合を有することができる。] [0137] いくつかの実施形態では、硬化粒子は、浸潤粒子サイズ&分布(酸中)試験方法により測定した場合、350μmを超える容積重量平均粒子であって、例えば、375μmを超えるか、400μmを超えるか、425μmを超えるか、450μmを超えるか、475μmを超えるか、または、425μmから750μmの間の容積重量平均粒子サイズを有することができ;浸潤粒子サイズ&分布(リン酸緩衝液中)試験方法により測定した場合、500μmを超える容積重量平均粒子であって、例えば、525μmを超えるか、550μmを超えるか、575μmを超えるか、600μmを超えるか、625μmを超えるか、650μmを超えるか、675μmを超えるか、700μmを超えるか、または、600μmから800μmの間の容積重量平均粒子サイズを有することができ;0.4から1.0の間、例えば0.6から0.75の間などの0.5から0.85の間のアリルアミンppm値を有することができ;1.0%未満、例えば0.1%未満または0.05%などの0.5%未満の可溶性オリゴマー%を有することができ;1.0g/cm3から2g/cm3の間、例えば1.0g/cm3から1.5g/cm3の間の真密度を有することができ;0.25g/mLから1g/mLの間、例えば0.4g/mLから0.6g/mLの間のタップ密度を有することができ;0.20g/mLから0.8g/mLの間、例えば0.2g/mLから0.4g/mLの間のかさ密度を有することができ;9から10の間、例えば9.3から9.7の間のpHを有することができ;50℃から65℃の間、例えば55℃から60℃の間のDSCによるガラス転移温度を有することができ;および/または、1.70mmol/gから3.2mmol/gの間、例えば、1.80mmol/gから3.0mmol/gの間、または、1.90mmol/gから2.7mmol/gの間、または、1.95mmol/gから2.5mmol/gの間、または、1.98mmol/gから2.4mmol/gの間、または、2.0mmol/gから2.3mmol/gの間の競合的リン酸塩結合を有することができる。] [0138] いくつかの実施形態において、本明細書に記載のポリアミン粒子からなる錠剤は、錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution)(酸中における)試験法により測定される体積加重平均が、250μmより大きくても、例えば275μmより大きくても、300μmより大きくても、325μmより大きくても、350μmより大きくても、375μmより大きくても、400μmより大きくても、425μmより大きくても、450μmより大きくてもまたは325μm〜550μmの間であってもよい。] [0139] いくつかの実施形態において、本明細書に記載のポリアミン粒子からなる錠剤は、錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution)(リン酸緩衝液中における)試験法により測定される体積加重平均が、325μmより大きくても、例えば350μmより大きくても、375μmより大きくても、400μmより大きくても、425μmより大きくても、450μmより大きくても、475μmより大きくても、500μmより大きくても、525μmより大きくてもまたは400μm〜625μmの間であってもよい。] [0140] いくつかの実施形態において、本明細書に記載のポリアミン粒子からなる錠剤は、錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution)(リン酸緩衝液中における)試験法により測定した体積%モードが、300より大きくても、例えば350より大きくても、375より大きくても、400より大きくても、425より大きくても、450より大きくても、475より大きくても、500より大きくても、525より大きくてもまたは475〜625の間であってもよい。] [0141] いくつかの実施形態において、本明細書に記載のポリアミン粒子からなる錠剤は、錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution) (酸中における)試験法により測定した体積加重平均が、250μmより大きくても、例えば275μmより大きくても、300μmより大きくても、325μmより大きくても、350μmより大きくても、375μmより大きくても、400μmより大きくても、425μmより大きくても、450μmより大きくてもまたは325〜550μmの間であってもよく;錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution)(リン酸緩衝液中における)試験法により測定した体積加重平均が、325μmより大きくても、例えば350μmより大きくても、375μmより大きくても、400μmより大きくても、425μmより大きくても、450μmより大きくても、475μmより大きくても、500μmより大きくても、525μmより大きくてもまたは400μm〜625μmの間であってもよく;および/または錠剤溶解粒子径および分布(Tablet Dissolution Particle Size & Distribution)(リン酸緩衝液中における)試験法により測定した体積%モードが、300より大きくても、例えば350より大きくても、375より大きくても、400より大きくても、425より大きくても、450より大きくても、475より大きくても、500より大きくても、525より大きくてもまたは475μm〜625μmの間であってもよい。] [0142] 粒子は、さらにまたは代わりに、湿潤粉体粒子径および分布(Wet Particle Size & Distribution)(リン酸緩衝液中における)試験法により測定した体積加重平均粒子径が50μmより大きくても、例えば525μmより大きくても、550μmより大きくても、575μmより大きくても、600μmより大きくても、625μmより大きくても、650μmより大きくても、675μmより大きくても、700μmより大きくてもまたは600μm〜800μmの間であってもよい。] [0143] いくつかの実施形態において、架橋の前に、アミンポリマーがコポリマーであってもよい。いくつかの実施形態において、コポリマーは、1つまたは複数の他のコモノマーまたはオリゴマーあるいは他の重合可能な基と共重合した、式I〜IIのいずれかによる単位を少なくとも1つ有する化合物を含むモノマーを含んでいてもよい。アミンポリマーおよびコポリマーは架橋していてもよく、ポリマー主鎖内にまたはペンダント基として、架橋用のまたは他の連結用の薬剤またはモノマーを有していてもよく、あるいは形成または重合してポリマー網目構造または混合ポリマー網目構造(アミンモノマーまたはその残基、アミンポリマーまたはその残基、架橋剤またはその残基あるいは他の連結剤またはその残基を含む)を形成していてもよい。網目構造は、同じまたは異なる分子間での複数の結合を含んでいてもよく、その結合は、直接的なものでもよく、あるいはモノマーもしくはオリゴマーまたはそれらの残基などの架橋剤または他の連結剤を1つまたは複数含んでいてもよい。] [0144] コポリマーを形成するために単独でまたは組み合わせて使用される適切なコモノマーの例として、スチレン、置換スチレン、アルキルアクリル酸、置換アルキルアクリル酸、アルキルメタクリル酸、置換アルキルメタクリル酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、N-アルキルアクリルアミド、N-アルキルメタクリルアミド、N,N-ジアルキルアクリルアミド、N,N-ジアルキルメタクリルアミド、イソプレン、ブタジエン、エチレン、ビニル酢酸、N-ビニルアミド、マレイン酸誘導体、ビニルエーテル、アリル、メタリルのモノマーおよびそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。これらのモノマーに官能性を持たせたものもまた使用してもよい。さらに本発明において使用してもよい特定のモノマーまたはコモノマーとして、メチルメタクリル酸、エチルメタクリル酸、プロピルメタクリル酸(すべての異性体)、ブチルメタクリル酸(すべての異性体)、2-エチルヘキシルメタクリル酸、イソボルニルメタクリル酸、メタクリル酸、ベンジルメタクリル酸、フェニルメタクリル酸、メチルアクリル酸、エチルアクリル酸、プロピルアクリル酸(すべての異性体)、ブチルアクリル酸(すべての異性体)、2-エチルヘキシルアクリル酸、イソボルニルアクリル酸、アクリル酸、ベンジルアクリル酸、フェニルアクリル酸、アクリロニトリル、スチレン、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸、N,N-ジエチルアミノエチルメタクリル酸、 N,N-ジメチルアミノエチルアクリル酸、N,N-ジエチルアミノエチル アクリル酸、無水マレイン酸、アリルアミン、メタリルアミン、アリルアルコール、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、エチレン、ビニル酢酸およびそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。] [0145] さらに、本発明の架橋ポリアミンポリマーは、式I〜IIによる繰り返し単位の任意の組み合わせを有するコポリマーを含んでいてもよい。] [0146] いくつかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、溶媒中に溶解してはならず、最大限でも溶媒中で膨潤するまでならよい。膨潤率は、以下の章の試験方法の手順により計算することができ、通常、約2.5〜約150、約5〜約150、約5〜約100、約5〜約80、約5〜約60、約5〜約40または約5〜約20などの約1から150の範囲にあり、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19またはそれより大きいなど、1〜20、2.5〜19、5〜18、5〜16または5〜15、1より大きく50未満、2.5より大きく45未満、5より大きく40未満、5より大きく20未満、9より大きく20未満、11より大きく20未満などの範囲にある。] [0147] 架橋剤は通常、ハロゲン基、カルボニル基、エポキシ基、エステル基、酸無水物基、酸ハロゲン化物基、イソシアン酸基、ビニル基およびクロロホルメート基から選択される官能基を少なくとも2つ有する。架橋剤は、炭素主鎖に、あるいはアミンポリマー、アミンモノマーまたはそれらの残基の窒素に付加されていてもよい。] [0148] 本発明の架橋ポリアミン粒子の合成に適した架橋剤の例として、ジハロアルカン、ハロアルキルオキシラン、アルキルオキシランスルホナート、ジ(ハロアルキル)アミン、トリ(ハロアルキル)アミン、ジエポキシド、トリエポキシド、テトラエポキシド、ビス(ハロメチル)ベンゼン、トリ(ハロメチル)ベンゼン、テトラ(ハロメチル)ベンゼン、エピハロヒドリン(エピクロロヒドリンおよびエピブロモヒドリンなど)、ポリ(エピクロロヒドリン)、(ヨードメチル)オキシラン、ブロモ‐1,2-エポキシブタン、1,2-ジブロモエタン、1,3-ジクロロプロパン、1,2-ジクロロエタン、1-ブロモ2-クロロエタン、1,3-ジブロモプロパン、ビス(2-クロロエチル)アミン、トリス(2-クロロエチル)アミンおよびビス(2-クロロエチル)メチルアミンなどの多官能性架橋剤の1つまたは複数が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。架橋剤がアルキルハライド化合物である場合、反応中に形成される酸を除去ために塩基を使用してもよい。無機または有機塩基が適している。NaOHが好ましい。架橋剤に対する塩基の比は、約0.5〜約2の間でもよい。] [0149] いくつかの実施形態において、架橋剤を架橋反応において、8、9、9.4、9.8または10重量%など、約8重量%〜11重量%、約9重量% 〜約10.4重量%などの7重量%〜12重量%あるいは約 9.4 重量% 〜 約 10.2 重量%の量で使用してもよい。] [0150] いくつかの実施形態において、ポリマーおよびコポリマーの重量平均分子量は通常、少なくとも1000である。例えば分子量は、約 1000 〜 約 1,000,000であってもよく、15,000〜80,000、20,000〜75,000、25,000〜60,000、30,000〜50,000または40,000〜45,000など、約2000〜約750,000、約3000〜約500,000、約5000〜約250,000、約10000〜約100,000などであってもよい。] [0151] いくつかの実施形態の架橋ポリアミンポリマーは、重合開始剤を使用して形成してもよい。一般的に、カチオン性およびラジカル開始剤を含む任意の開始剤を使用してもよい。使用してもよいいくつかの適した開始剤の例として、アゾジイソブチロニトリル、アゾジイソバレロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレート、2,2’-アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’-アゾビス(N,N’-ジメチレンイソブチルアミジン)ジヒドロクロリド、2,2’-アゾビス(2-アミジノプロパン)ジヒドロクロリド、2,2’-アゾビス(N,N’-ジメチレンイソブチルアミジン)、1,1’-アゾビス(1-シクロヘキサネカルボ‐ニトリル)、4,4’-アゾビス(4-シアノペンタン酸)、2,2’-アゾビス(イソブチルアミド)ジヒドレート、2,2’-アゾビス(2-メチルプロパン)、2,2’-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、VAZO67、シアノペンタン酸、ペルオキシピバレート、ドデシルベンゼンペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、ジ-t-ブチルヒドロペルオキシド、t-ブチルペルアセテート、アセチルペルオキシド、ジメチルビス(ブチルペルオキシ)ヘキサンなどのペルオキシフリーラジカルおよびアゾ系化合物が挙げられる。] [0152] いくつかの実施形態において、本発明の実施形態による架橋ポリアミン粒子内の任意の窒素原子は、例えば、アンモニア基または置換されたアンモニア基などの、対応する正電荷を持つ三級窒素基を生じさせるために、任意で四級化されていてもよい。架橋アミンポリマー中の任意の1つまたは複数の窒素原子は四級化されていてもよく、このような四級化が存在する場合、それは末端アミンの窒素原子に限定されないか、または末端アミンの窒素原子が含まれる必要がある。いくつかの実施形態において、この四級化により網目構造がさらに形成されてもよく、またこの四級化が窒素への架橋基、連結基またはアミン反応基の付加によるものであってもよい。アンモニア基は、薬学的に許容される対イオンと結合していてもよい。] [0153] いくつかの実施形態において、本発明のポリアミン粒子は、部分的にまたは完全に四級化(プロトン化を含む)され、薬学的に許容される対イオンを有し、対イオンは有機イオン、無機イオンまたはそれらの組み合わせであてもよい。いくつかの適した無機イオンの例として、ハロゲン化物(例えば塩化物、臭化物またはヨウ化物)、炭酸、炭酸水素、硫酸、重硫酸、水酸化物、硝酸、過硫酸および亜硫酸などが挙げられる。いくつかの適した有機イオンの例として、酢酸、アスコルビン酸、安息香酸、クエン酸、クエン酸二水素、クエン酸水素、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、タウロコール酸、グリココール酸およびコール酸などが挙げられる。好ましい対イオンとして、塩化物および炭酸が挙げられる。] [0154] いくつかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、プロトン化窒素原子の割合が、10%〜75%、20%〜60%、25%〜55%、30%〜50%、35%〜45%または40%など、1%〜100%であってもよい。] [0155] 1つの実施形態において、薬学的に許容される架橋ポリアミン粒子は、部分的にまたは完全にプロトン化された形態であり、かつ炭酸陰イオンを含む。1つの実施形態において、薬学的に許容される架橋ポリアミン粒子は、部分的にまたは完全にプロトン化された形態であり、かつ炭酸対イオンおよび炭酸水素対イオンの混合物を含む。] [0156] いくつかの実施形態において、本発明の架橋ポリアミン粒子は、化合物またはイオンとの結合能により特徴付けられる。好ましくは、本発明の架橋ポリアミン粒子は陰イオンと結合し、より好ましくはそれらは有機リン酸、リン酸および/またはシュウ酸と結合し、最も好ましくはそれらはリン酸と結合する。例として、陰イオン結合性架橋ポリアミン粒子および特に有機リン酸結合性またはリン酸結合性架橋ポリアミン粒子が挙げられる。しかし、本記述は、当業者に明らかであろう適切な修飾を有する他のイオン、化合物および溶質にも同様に適用されることが理解される。いかなる理論にも拘束されることを望むものではないが、架橋ポリアミン粒子がイオン、例えば陰イオンと結合する場合、一般に必ずしも非共有結合様式でなくても、溶液からまたは体からイオンを除去する効果を有するのに十分な時間だけポリマーが使用されるインビトロまたはインビボの条件下で、少なくともイオンの一部の結合が保たれる十分な結合力でイオン、例えば陰イオンと結合すると考えられる。標的イオンは、架橋ポリアミン粒子が結合するイオンであってもよく、通常、架橋ポリアミン粒子と結合することにより、架橋ポリアミン粒子の治療効果が生じると考えられるイオンを指し、陰イオンであっても陽イオンであってもよい。本発明の架橋ポリアミン粒子は、2つ以上の標的イオンを有する。] [0157] 例えば、本明細書で説明されている架橋したポリアミン粒子には、有機リン酸塩あるいはリン酸塩結合特質を呈するものがある。リン酸塩結合は、リン酸塩バインダーが所与の溶液中で結合することができるリン酸塩イオンの量のバロメータである。 本発明の 架橋したポリアミン粒子 の実施例には、in vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力を有しているものがあり、その能力は約0.2、0.4、0.5、1.0、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、6.0、8.0、10.0より大きく、約12より大きく、さらに最高値で約 14 である( 単位は、mmol/g)。 いくつかの実施例においては、 架橋したポリアミン粒子の in vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力は約 0.4 mmol/g より大きく、 約 2.5 mmol/gより大きく、 約 3 mmol/gより大きく、 約 4.5 mmol/gより大きく、 約 6 mmol/gより大きい。 いくつかの実施例においては、 in vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力は、約 0.2 mmol/g から約14 mmol/gの間であってよく、例えば、 約 0.4 mmol/g から約10 mmol/gの間、 約 1.0 mmol/g から約8 mmol/gの間、約 1.5 mmol/g から約8 mmol/gの間、約 2.0 mmol/g から約8 mmol/gの間、約 2.5 mmol/g から約8 mmol/gの間、 約 3 mmol/g から 約6 mmol/gの間、 約 3 mmol/g から約5 mmol/gの間であってよい。 in vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力は、下記の試験方法の項に説明したテクニックに従って、測定することができる。] [0158] いくつかの実施例においては、本発明による架橋したポリアミン粒子は、 in vitroでの競合的なリン酸塩結合能力が、生理学的に顕著な期間を通じて、0.4 mmol/g から 10 mmol/g までの間(具体的には、 0.5 mmol/g から 7 mmol/gまでの間 、0.6 mmol/g から 5 mmol/gまでの間、 0.7 mmol/g から 4 mmol/g までの間 、あるいは0.8 mmol/g から 2.5 mmol/g までの間 )である。 生理学的に顕著な期間 とは、標的イオンの顕著な吸収がヒトに於いて起こる期間の長さを意味する。 例えば、リン酸塩については、 生理学的に顕著な期間は0 時間から5時間( 具体的には、 0.5 時間 から 5 時間、 1 時間から 4.5 時間、 1.5 時間から 4 時間、 2 時間から 3.5 時間、 あるいは1、 1.5、 2、 2.5、 3、 3.5、 4、 4.5 時間 あるいは 5 時間 )である。 この in vitroでの競合的なリン酸塩結合能力は、下記の試験方法の項に説明してあるテクニックに従って測定することができる。] [0159] いくつかの実施例においては、 本発明の架橋したポリアミン粒子は、5時間に於けるin vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力が、 RENAGEL (リナジェル) のin vitroでの非競合的なリン酸塩結合能力の20%以内(例えば、15%、12.5%、10% あるいは わずか5% )である。] [0160] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子のin vitroでの20分後に於ける競合的なリン酸塩結合能力は、1.4 mmol/g 未満であってよく、例えば、1.3 mmol/g 未満、1.2 mmol/g 未満、1.1 mmol/g 未満であってよい。いくつかの実施例においては、 in vitroでの20分後に於ける競合的なリン酸塩結合能力は、1.4 mmol/g未満であってよく、5.0時間後に於ける場合は、0.4 mmol/gを超える値であってよく、例えば、0.5mmol/g を超える値、0.6mmol/g を超える値、0.7mmol/g を超える値、0.8mmol/g を超える値であってよい。] [0161] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子の1時間〈60分〉に於ける競合的なリン酸塩結合能力は、0.4mmol/g から1.4mmol/gの間であってよく、例えば、 0.4 mmol/g から1.2 mmol/gの間、0.45 mmol/g から1.1 mmol/gの間、0.5 mmol/g から1.0 mmol/gの間、0.6 mmol/g から0.9 mmol/gの間、0.7 mmol/g から0.8 mmol/gの間であってよく、5時間に於いては、0.4mmol/g から1.0mmol/gの間であってよく、例えば、 0.4 mmol/g から0.9mmol/gの間、0.5 mmol/g から0.8 mmol/gの間、0.55 mmol/g から0.75 mmol/gの間であってよい。] [0162] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子のin vitroでの1時間に於ける競合的なリン酸塩結合能力は、そのポリマーのin vitroでの5時間〈300分〉に於ける非競合的なリン酸塩結合能力以と比較した場合、20%、例えば、30%、35%、40%、45%以上である。] [0163] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子のin vivoでのリン酸塩結合能力は、0.2mmol/g から14mmol/gの間であってよく、例えば、 0.3 mmol/g から14 mmol/gの間、0.4 mmol/g から12.5 mmol/gの間、0.5 mmol/g から10 mmol/gの間、0.75 mmol/g から8 mmol/gの間、1.0 mmol/g から6 mmol/gの間1.25 mmol/g から5 mmol/gの間、1.5 mmol/g から4.5 mmol/gの間、2.0 mmol/g から.4.0 mmol/gの間、2.5 mmol/g から3.5 mmol/gの間であってよい。この in vivo での リン酸塩結合能力は、動物(例えばヒトあるいはネズミなどのほ乳類など)の体内で測定することができる。試験方法の項に、ネズミに於ける in vivo での リン酸塩結合能力 を測定する手順が詳細に記載されており、これをヒトに於ける測定に適切であるように改変することができる。] [0164] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子のin vitroでの胆汁酸結合能力は、0.5mmol/g から14mmol/gの間であってよく、例えば、 0.3 mmol/g から14 mmol/gの間、0.4 mmol/g から12.5 mmol/gの間、0.5 mmol/g から10 mmol/gの間、0.75 mmol/g から8 mmol/gの間、1.0 mmol/g から6 mmol/gの間1.25 mmol/g から6 mmol/gの間、1.5 mmol/g から6 mmol/gの間、2.0 mmol/g から.6.0mmol/gの間、2.5 mmol/g から6.0 mmol/gの間であってよく、例えば、1.00、 1.5、 2.0、2.5、3.0、3.5、4、4.5、5.0、5.5、6.0、7.0、 8.0、9.0、10.0、11.0、12.0、 13.0 mmol/g以上であってよい。in vitroでの胆汁酸結合能力は、試験手順にて説明されている手続きにより決定される。] [0165] いくつかの実施例においては、本明細書の架橋したポリアミン粒子のin vitroでの胆汁酸結合能力は、0.5mmol/g から14mmol/gの間であってよく、例えば、 0.3 mmol/g から14 mmol/gの間、0.4 mmol/g から12.5 mmol/gの間、0.5 mmol/g から10 mmol/gの間、0.75 mmol/g から8 mmol/gの間、1.0 mmol/g から6 mmol/gの間1.25 mmol/g から6 mmol/gの間、1.5 mmol/g から6 mmol/gの間、2.0 mmol/g から.6.0mmol/gの間、2.5 mmol/g から6.0 mmol/gの間であってよく、 例えば、1.00、 1.5、 2.0、2.5、3.0、3.5、4、4.5、5.0、5.5、6.0、7.0、 8.0、9.0、10.0、11.0、12.0、 13.0 mmol/g以上であってよい。この in vivo でのリン酸塩結合能力は、動物(例えばヒトあるいはネズミなどのほ乳類など)の体内で測定することができる。試験方法の項に、ネズミに於ける in vivo での リン酸塩結合能力 を測定する手順が詳細に記載されており、これをヒトに於ける測定に適切であるように改変することができる。] [0166] いくつかの実施例においては、 本発明の架橋したポリアミン粒子および成分は、 尿中リンを減少させる必要のある患者の尿中リンを、正常な尿中リンレベルを超えた上昇の5% から100% (例えば、10-75 %、25-65%、あるいは45-60%)減少させることができる。実施例には、 尿中リンを、 正常な尿中リンレベルを超えた上昇分の10%より高い比率で、20%より高い比率で、30%より高い比率で、40%より高い比率で、45%より高い比率で、50%より高い比率で、あるいは60%より高い比率で、 減少させることができる。] [0167] いくつかの実施例においては、 本発明の架橋したポリアミン粒子および成分は、 血中リンを減少させる必要のある患者の血中リンを、正常な血中リンレベルを超えた上昇の5% から100% (例えば、10-75 %、25-65%、あるいは45-60%)減少させることができる。実施例には、 血中リンを、 正常な血中リンレベルを超えた上昇分の10%より高い比率で、20%より高い比率で、30%より高い比率で、40%より高い比率で、45%より高い比率で、50%より高い比率で、あるいは60%より高い比率で、 減少させることができる。] [0168] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有する。] [0169] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、このポリアリルアミンにおいては 架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、190を超える中間グレー値を有する。] [0170] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が500から1000までの数の構成粒子を構成する塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、及びまたはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0171] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、このポリアリルアミンにおいてはポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また 60分に於けるその競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0172] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超える。] [0173] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有する。この架橋したポリアミン粒子が500から1000までの数の構成粒子を構成する塩基および/または塩酸塩 あるいは炭酸塩 の形態であり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、及びまたはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0174] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、また 60分に於けるその競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0175] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0176] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、また 60分に於けるその競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0177] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0178] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、 また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0179] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0180] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0181] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0182] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子が、 9.0重量パーセントから10 重量パーセント(例えば、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成り、この架橋したポリアミン粒子が塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間であり、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0183] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有する。] [0184] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、またこの架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超える。] [0185] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この架橋したポリアミン粒子が500から1000までの数の構成粒子を構成する塩基および/または塩酸塩 あるいは炭酸塩 の形態であり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、及びまたはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0186] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0187] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、またこの架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超える。] [0188] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子が500から1000までの数の構成粒子を構成する塩基および/または塩酸塩 あるいは炭酸塩 の形態であり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、及びまたはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0189] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0190] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。] [0191] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の中間グレー値が190を超え、また 60分に於けるその競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超える。] [0192] いくつかの実施例においては、架橋したポリアミン粒子は、式 I およびまたは 式 II (式中、 m は 0 あるいは1であり、 n は整数であり、 各R1、各 R2 、および 各 R3 は、H あるいはリンクである)による繰り返し単位から成り、9.0重量パーセントから10 重量パーセント(具体的には、 9.5 重量パーセント から10 重量パーセント)のエピクロロヒドリン架橋剤と架橋しており、塩基および/または塩酸塩あるいは炭酸塩の形態であり、また架橋したポリアミン粒子の90体積パーセントあるいはそれ以上が 300 μm から 2000 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が 500 μm から 1500 μm までの間の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセントが 375μm 未満の大きさである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d10 値が 350 μm から 650 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d90 値が 1100 μm から 1400 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の d50 値が 675 μm から 1000 μm までの間である粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の75体積パーセントから100体積パーセントが -14/+50のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子の50体積パーセントを超える割合が -12/+35のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 架橋したポリアミン粒子のわずか10体積パーセント が -45のメッシュサイズである粒度分布を有するか、 および/または 架橋したポリアミン粒子の平均メッシュサイズが -18/+30である粒度分布を有し、この架橋したポリアミン粒子の60分に於ける競合的なリン酸塩結合能力が1.2 mmol/g を超え、架橋したポリアミン粒子が500から1000までの構成粒子からなり、この構成粒子のd10値は20 μmから70 μmまでの間、d90値は150 μm から 400 μmまでの間、および/またはd50値は70 μmから120 μmまでの間である。]
权利要求:
請求項1 i)以下の式 I および/または 式 II(式中、 m は0から2までの整数であり;nは整数であり、 R1、R2 および R3はそれぞれ独立して水素;置換あるいは非置換、分岐鎖あるいは非分岐鎖 の C1〜C6アルキル; 置換あるいは非置換、 分岐鎖あるいは非分岐鎖の C1〜C6アルキルアミノを表し; X- は薬学的に許容可能な対イオンである) により表される繰り返し単位、および、ii)架橋剤あるいはその残基から成る架橋したアミンポリマーから成る医薬組成物であって、前記架橋アミンポリマーが、全粒子の10体積パーセントを超える割合の粒子が500 μm を超える粒径を有する乾燥粒径分布を有することを特徴とする前記医薬組成物。 請求項2 m が1であり、 R1、R2 および R3がそれぞれ独立して水素を表すことを特徴とする 請求項1に記載の医薬組成物。 請求項3 X- が炭酸、重 炭酸 、塩酸塩、あるいはそれらの混合物を成すことを特徴とする 請求項1および2のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項4 前記架橋アミンポリマーが20%から60%プロトン化されていることを特徴とする 請求項1から3のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項5 前記架橋アミンポリマーの前記主要対イオンが炭酸であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項6 前記架橋アミンポリマーは、アリルアミンppm 値が0.6 から0.75であり、pHが9.3から9.7であり、%水溶性オリゴマーが0.1%未満であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項7 前記架橋アミンポリマーの粒子が、8重量パーセントから11 重量パーセントのエピクロロヒドリンあるいは薬学的に許容可能なその塩と架橋されたポリアリルアミンから成る硬化された集合体粒子であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項8 前記粒子が、8重量パーセントから11 重量パーセントのエピクロロヒドリンと架橋したポリアリルアミンから成る構成粒子を2個あるいはそれ以上凝集させることにより形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項9 前記架橋アミンポリマーの粒子が、9.5重量パーセントから10重量パーセントのエピクロロヒドリンあるいは薬学的に許容可能なその塩と架橋されたポリアリルアミンの構成粒子100個以上から成る個々の粒子の硬化集合体粒子であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項10 前記構成粒子が 70 μm から 120 μm の d50 値を有することを特徴とする請求項8あるいは9のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項11 前記粒子が、 粒子の50体積パーセントを超える割合の粒子が 500μm から 1500 μm までの間の粒径である乾燥粒度分布を有することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項12 前記架橋アミンポリマーが、架橋炭酸ポリアリルアミン構成粒子から成る硬化集合体粒子であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項13 さらに薬学的に許容可能である賦形剤から成ることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項14 前記粒子が、 粒子の50体積パーセントを超える割合の粒子が 500 μm から 1500μm までの間の粒径である粒度分布を有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項15 前記粒子が、 d50 値が675 μm から1000 μmであるような乾燥粒度分布を有することを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項16 前記粒子が、 d10 値が350 μm から650 μmであり、 d90 値が1100 μm から1400 μmであるような乾燥粒度分布を有することを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項17 前記粒子が、 1.2 mmol/g を超えるin vitro競合的リン酸結合能力を有することを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項18 前記粒子が、 1.90 mmol/g から 2.7 mmol/gまでの間の in vitro競合的リン酸結合能力を有することを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項19 前記粒子が、 180を超える中間グレー値を有することを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項20 前記粒子が、酸性において体積加重平均600 μm から800 μm の間の湿式粒子を有することを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項21 前記粒子が、硬化処理した粒子の酸性湿式粒径が硬化前の粒子の酸性湿式粒径 の1.7 倍を超えるような酸安定性を有することを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項22 前記粒子が、リン酸緩衝液中において600μm から 800 μm までの間の体積加重平均の湿式粒子を有することを特徴とする請求項1から21のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項23 前記粒子が、190 から 230の間の中間グレー値を有することを特徴とする請求項1から22のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項24 前記粒子は、真の密度が1立方センチメートルあたり1.0 から 1.5 gであり、タップ密度が1 mlあたり 0.4 から 0.6 g であり、嵩密度が1 mlあたり0.2 から 0.4 gであり、DSCガラス移行温度が50°C から 65°Cであることを特徴とする請求項1から23のいずれかに記載の医薬組成物。 請求項25 錠剤が75重量パーセントを超える薬学的成分から成ることを特徴とする請求項1から24のいずれかに記載の錠剤。 請求項26 錠剤が、錠剤溶解粒径分布試験方法に従い酸性に溶解させ測定した場合に、300μmを超える体積加重平均を有する粒子直径分布を有することを特徴とする請求項25に記載の錠剤。 請求項27 錠剤が、錠剤溶解粒径分布試験方法に従い酸性に溶解させ測定した場合に、325 μm から550 μm の体積加重平均を有する粒子直径分布を有することを特徴とする請求項25から26のいずれかに記載の錠剤。 請求項28 錠剤が、錠剤溶解粒径分布試験方法に従いリン酸緩衝液に溶解させ測定した場合に、350 μmを超える体積加重平均を有する粒子直径分布を有することを特徴とする請求項25から27のいずれかに記載の錠剤。 請求項29 錠剤が、錠剤溶解粒径分布試験方法に従いリン酸緩衝液に溶解させ測定した場合に、400を超える体積%モードを有する粒子直径分布を有することを特徴とする請求項25から28のいずれかに記載の錠剤。 請求項30 錠剤が、錠剤溶解粒径分布試験方法に従いリン酸緩衝液に溶解させ測定した場合に、400 μm から 625 μmの体積加重平均および475 から 625 の体積%モードを有する粒子直径分布を有することを特徴とする請求項25から29のいずれかに記載の錠剤。 請求項31 請求項1から24のいずれかによる薬学的成分の治療上効果的な量を、高リン酸塩血症の治療を必要としている患者に投与することから成る高リン酸塩血症を治療するための方法。 請求項32 請求項25から30のいずれかによる錠剤の治療上効果的な量を、高リン酸塩血症の治療を必要としている患者に投与することから成る高リン酸塩血症を治療するための方法。 請求項33 前記患者が、末期の腎臓病、慢性の腎臓病、低カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症、腎臓のカルシトリオール合成機能の低下、 低カルシウム血症によるテタニー、腎機能不足、および 関節、肺、腎臓、結膜、また心筋組織を含む軟組織に起こる異所性石灰化からなる病態の一つあるいはそれ以上に罹患していることを特徴とする請求項31から32のいずれかに記載の方法。 請求項34 8重量パーセントから11 重量パーセントのエピクロロヒドリンあるいは薬学的に許容可能なその塩により架橋されたポリアリルアミンから成り且つd50 値が70 μm から 150 μmである構成粒子を形成するステップと、前記粒子を溶媒に懸濁するステップと、懸濁粒子を乾燥するステップと、および乾燥した粒子を分画し、粒子全体の10体積パーセントを超える割合の粒子が500 μmを超える粒径を有する架橋アミンポリマー粒子を得るステップとから成ることを特徴とする薬学的成分を製造する方法。 請求項35 a)ポリアリルアミン塩酸塩を中和あるいは部分的に中和するステップと、b) 前記ポリアリルアミン塩酸塩を8重量パーセントから11 重量パーセントのエピクロロヒドリンで架橋するステップと、c) d50 値が50 μm から400 μmの間である架橋ポリアリルアミン塩酸塩の構成粒子を湿式ミルにより形成するステップと、d) 前記洗浄および/または中和処理を施した粒子を炭酸化するステップと、e) 前記の炭酸化した粒子を乾燥させるステップと、f) 前記の炭酸化した粒子を水和化するステップと、g) 前記の炭酸化した粒子を再度乾燥させるステップと、およびh) 前記の再度乾燥 させた粒子を細かく砕きおよび/または篩にかけ、d50 値が675 μm から1000 μmの間である架橋アミンポリマー粒子を形成するステップとから成ることを特徴とする薬学的成分を製造する方法。 請求項36 前記架橋アミンポリマー粒子を、当該粒子を LODが3%になるまで乾燥させた後に高温に1時間以上曝すことにより硬化させることを特徴とする請求項1から25および34から35のいずれかに記載の薬学的成分を製造する方法。 請求項37 前記架橋アミンポリマー粒子を、当該粒子を LODが2%になるまで乾燥させた後に90°C から 120°C の高温に3時間から6時間曝すことにより硬化させることを特徴とする請求項1から25および34から35のいずれかに記載の薬学的成分を製造する方法。 請求項38 前記架橋アミンポリマー粒子を、当該粒子を LODが3%になるまで乾燥させた後に高温に1時間以上曝すことにより硬化させることを特徴とする請求項25から30のいずれかに記載の錠剤を製造する方法。 請求項39 前記架橋アミンポリマー粒子を、当該粒子を LODが2%になるまで乾燥させた後に90°C から 120°C の高温に3時間から6時間曝すことにより硬化させることを特徴とする請求項25から30のいずれかに記載の錠剤を製造する方法。
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